英会話レッスンで講師が知らない単語を使ったとき、「意味は何となく分かったけれど、スペルが分からない」「ノートに残したいのに、どう質問すればよいか分からない」と困ることがあります。
そんなときは、まず How do you spell that? と聞けば大丈夫です。「それはどうつづりますか?」という、短くて自然な質問です。
この記事では、英会話教室という実際のレッスン場面を前提に、単語のスペルを聞く方法、聞き取れなかった文字を確認する方法、講師に書いてもらう頼み方まで紹介します。
先に結論|How do you spell that?で聞けば大丈夫
講師が言った単語のつづりを知りたいときは、次の一文を使います。
How do you spell that?
それはどうつづりますか?
「that」が指す単語が曖昧なら、聞こえた単語をそのまま繰り返してから質問します。
“Appointment”? How do you spell that?
「アポイントメント」ですか?どうつづりますか?
単語そのものを正確に発音できなくても問題ありません。ノートの該当箇所を指したり、That word. と短く添えたりすれば、講師は状況から理解できます。
英会話レッスンでスペルを確認した方がよい場面
すべての単語で会話を止める必要はありません。次のような単語は、その場で確認しておくと復習しやすくなります。
- 講師が何度も使った重要な単語
- 次回から自分でも使いたい単語
- 宿題や教材に書き加えたい単語
- 似た音の単語と区別できなかった単語
- 固有名詞や地名など、辞書で探しにくい言葉
反対に、会話の大意が分かり、その単語を今後使う予定もないなら、印だけつけてレッスン後に確認する方法もあります。大切なのは、全部を記録することではなく、次に使いたい言葉を残すことです。

しゅみすけ
(大山俊輔)
初心者の方ほど、聞こえた単語を「たぶんこれだろう」で終わらせず、その場でスペルまで確認する習慣が役立ちます。質問することはレッスンを止める行為ではなく、理解を一段深くする練習です。
「b わたしの英会話」創業者。大人初心者の英会話を20年以上支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
単語が聞き取れなかったときの聞き方
スペル以前に、どの単語が使われたのか分からない場合は、まずもう一度言ってもらいます。
- Could you say that word again?
その単語をもう一度言っていただけますか? - What was that word?
今の単語は何でしたか? - Did you say “comfortable”?
comfortableと言いましたか?
単語を聞き直したあとに、How do you spell it? と続ければ自然です。「聞き直す」と「スペルを聞く」を一文にまとめようとせず、二段階に分けると初心者でも言いやすくなります。
講師の発言全体が聞き取れない場合は、スペルだけでなく速度や繰り返しの調整が必要です。詳しくは英会話レッスンで講師の英語が聞き取れないときの対処法も参考にしてください。
講師に書いてもらう英語
一文字ずつ聞いても記録が追いつかないときは、書いてもらうのが確実です。
- Could you write it down?
書いていただけますか? - Could you write that word on the board?
その単語をホワイトボードに書いていただけますか? - Could you type it in the chat?
チャットに入力していただけますか?
対面レッスンならノートやホワイトボード、オンラインレッスンならチャット欄を使うと、そのまま復習用の記録になります。
一文字を聞き取れないときの確認方法
講師がスペルを言ってくれても、BとV、MとNなどを聞き分けにくいことがあります。その場合は、聞こえた文字を疑問形で繰り返します。
- B?
Bですか? - Was that B or V?
Bですか、Vですか? - Did you say M?
Mと言いましたか? - Could you spell it one letter at a time?
一文字ずつつづっていただけますか?
電話で使うような難しいフォネティックコードを最初から暗記する必要はありません。B or V?のように候補を二つ示すだけでも、十分に確認できます。
意味・発音も一緒に確認する
スペルをノートに書けても、意味や発音が曖昧なままだと会話では使いにくいものです。必要に応じて、次の質問を一つ追加します。
- What does it mean?
それはどういう意味ですか? - How do you pronounce it?
それはどう発音しますか? - Could you give me an example?
例を一つ挙げていただけますか? - Is it a common word?
よく使う単語ですか?
意味・スペル・発音を尋ねる各表現のニュアンスは、b-cafe.netの「この英単語はどういう意味?」は英語で?意味・スペル・発音を尋ねるフレーズで詳しく解説しています。
しゅみすけ
(大山俊輔)
講師へ希望を伝えることもレッスンの一部です。「チャットに書いてほしい」「一文字ずつお願いしたい」と具体的に言えるほど、自分に必要な学び方を自分で作れるようになります。
「b わたしの英会話」創業者。大人初心者の英会話を20年以上支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
初心者向けの短い会話例
Teacher: I made an appointment for Friday.
講師:金曜日の予約を取りました。
Student: What was that word?
生徒:今の単語は何でしたか?
Teacher: Appointment.
講師:appointmentです。
Student: How do you spell that?
生徒:どうつづりますか?
Teacher: A-P-P-O-I-N-T-M-E-N-T.
講師:A-P-P-O-I-N-T-M-E-N-Tです。
Student: Could you say it one more time, slowly?
生徒:もう一度、ゆっくり言っていただけますか?
Teacher: Of course.
講師:もちろんです。
この会話では、最初から長い質問を作っていません。What was that word?、How do you spell that?と、一つずつ確認しています。
レッスン中にメモするときの4項目
新しい単語を記録するときは、次の4項目をセットにすると復習しやすくなります。
- 単語のスペル
- 講師が説明した短い意味
- レッスンで出た例文
- 自分ならどんな場面で使うか
発音をカタカナだけで残すと、あとで元の音を思い出せないことがあります。可能なら講師にもう一度発音してもらい、自分でも一度声に出してから次へ進みましょう。レッスン中の記録方法は英会話レッスンのノートはどう取る?初心者向け4項目と書き方でも紹介しています。
初心者が避けたい3つの行動
聞こえたふりをして先へ進む
重要な単語が分からないまま進むと、その後の説明も分かりにくくなります。全部ではなくても、「今後使いたい単語」だけは確認しましょう。
スペルを聞くことを失礼だと思う
スペルを尋ねるのは、講師の発音を否定することではありません。理解と記録のための自然な質問です。
正しい長文ができるまで黙る
Spelling, please. や Write it, please. のような短い英語でも意図は伝わります。完璧な一文より、まず必要なことを相手に渡しましょう。
次のレッスン前に準備すること
- How do you spell that?を3回声に出す
- ノートに「意味・スペル・発音・例文」の欄を作る
- BとVなど、自分が聞き分けにくい文字を一組決める
- Could you write it down?も一緒に練習する
レッスン中に使えるほかの質問や確認表現は、英会話レッスンで使える英語表現一覧から場面別に確認できます。
まとめ|スペルを聞くことも英会話の練習
英会話レッスンで単語のスペルを聞く基本表現は、How do you spell that?です。聞こえた単語が曖昧なら、まずもう一度言ってもらい、そのあとスペルを確認します。
一文字ずつ聞き取るのが難しいときは、ノート、ホワイトボード、チャットへ書いてもらって構いません。講師へ必要な助け方を伝え、自分で理解を確かめることも、大人初心者にとって大切なレッスン活用法です。




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