個人講師の英会話と英会話スクールはどっち?料金・サポート・安全性を比較

個人講師の英会話と英会話スクールを比較する女性

マンツーマン英会話を探していると、英会話スクールの個人レッスンだけでなく、マッチングサイトやSNS、知人の紹介などを通じて個人講師から直接習う方法も見つかります。どちらも講師と受講生が一対一で話す点は同じですが、料金の仕組み、教材、講師変更、相談窓口、契約や安全面には違いがあります。

結論から言うと、費用と自由度を優先し、自分で講師や契約条件を判断できる人には個人講師、初心者向けの教材や相談体制、講師変更なども含めて安心して続けたい人には英会話スクールが向いています。ただし、個人講師にもスクールにも幅があるため、名称だけで決めることはできません。

この記事では、個人講師との英会話と英会話スクールのマンツーマンレッスンを、料金・講師・教材・予約・サポート・安全性から比較します。英会話の個人レッスンを安さだけで選んでよいか迷っている方も、自分に必要な環境を整理していきましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

一対一のレッスンで大切なのは、講師との相性だけではありません。相性が合わなかったとき、予定が変わったとき、学習方法に迷ったときにどう立て直せるかまで含めて「サービス」です。特に英会話が初めてなら、レッスン外の仕組みも比較してみてください。

「b わたしの英会話」創業者。大人初心者の英語学習を長年サポートしています。

個人講師の英会話とスクールのマンツーマンは何が違う?

ここでいう「個人講師」とは、英会話スクールに所属する講師を指名するのではなく、受講生が講師本人と直接、またはマッチングサービスを介してレッスンを依頼する形です。一方、英会話スクールでは、受講生は運営会社や教室と契約し、そのサービスの一部として講師のレッスンを受けます。

つまり、どちらもレッスン形式はマンツーマンですが、誰と契約し、誰がレッスン以外の責任を担うかが異なります。「マンツーマン」「個人レッスン」「プライベートレッスン」という呼び方だけでは判別できないため、契約主体を確認しましょう。用語とレッスン形式の全体像は英会話の個人・プライベートレッスンとは?でも解説しています。

比較項目 個人講師 英会話スクール
契約相手 講師本人、または仲介サービス スクール・運営会社
料金 比較的抑えやすいが、場所代などが別の場合もある 運営・教材・施設・相談対応などを含むことが多い
教材・カリキュラム 講師ごとの差が大きく、自由度が高い レベル別の教材や学習履歴が整っている傾向
講師変更 別の講師を自分で探し直す スクール内で相談・変更できる場合が多い
相談窓口 基本的に講師本人 講師以外のスタッフに相談できる場合がある
場所 カフェ、オンライン、貸会議室など 校舎またはオンライン
向いている人 自分で条件を判断・管理できる人 学習環境と継続支援も重視する人

料金は個人講師のほうが安い?総額で比較する

個人講師は、校舎の家賃や受付スタッフ、広告、共通教材などの運営費が小さいため、1回あたりのレッスン料金を抑えられることがあります。入会金がなく、都度払いに対応する講師もいます。「まず数回だけ試したい」「特定のテーマだけ練習したい」という人には使いやすいでしょう。

ただし、表示されたレッスン料だけで比較すると実際の支払額を見誤ることがあります。カフェで受講する場合の飲食代、講師の交通費、場所代、教材費、マッチングサービスの手数料、キャンセル料が別途必要かもしれません。オンラインの場合も、プラットフォーム利用料や為替によって支払額が変わることがあります。

英会話スクールでは入会金や管理費がかかる場合があり、1回料金だけを見ると個人講師より高くなることがあります。その差には、校舎、教材、予約システム、講師採用・研修、学習相談、講師変更などの費用が含まれます。すべての人に必要なサービスではありませんが、初心者が自分だけで判断する負担を減らす役割があります。

同じ期間・同じ受講回数で総額を出す

比較するときは、3か月または6か月など期間をそろえ、次の費用を合計します。

  • レッスン料金
  • 入会金・登録料・仲介手数料
  • 教材費・管理費
  • カフェ代・施設代・交通費
  • 講師指名料
  • キャンセルで消化する可能性のある料金
  • 更新料や解約時の費用

「英会話 個人レッスン 安い」という条件は大切ですが、続かなければ1回あたりの実質負担は高くなります。一般的な費用項目はマンツーマン英会話の料金相場も参考にしてください。

講師の選び方と、合わなかったときの違い

個人講師は、経歴、専門分野、人柄、教え方を見て「この人から習いたい」と指名できることが魅力です。旅行英会話、発音、仕事のプレゼン、資格試験など、目的に合う講師を見つけられれば非常に相性のよい学び方になります。オンラインなら居住地に関係なく選択肢を広げられます。

一方、英語を話せることと、初心者へ分かりやすく教えられることは同じではありません。講師の自己紹介だけでなく、質問の仕方、話す速度、訂正の量、沈黙したときの助け方、復習方法まで体験で確認する必要があります。

個人講師と合わなかった場合、本人へ伝えて調整するか、契約を終えて別の講師を一から探します。スクールならスタッフへ相談し、学習履歴を引き継いだまま講師を変更できる場合があります。講師本人には言いにくい不満を第三者へ相談できることも、運営母体を利用する価値の一つです。

ただし、スクールでも講師変更の回数、指名料、担任制か自由予約制かは異なります。詳しくは担任制と自由予約制の違いも確認してください。

教材・カリキュラム・学習記録を比較する

個人講師は、受講生の要望に合わせて内容を柔軟に変えやすい方法です。自分のメールを添削してもらう、旅行前に空港の会話だけ練習する、好きな記事について話すなど、目的が明確な人には自由度が利点になります。

反対に、目的を「英会話ができるようになりたい」としか決められていない初心者は、毎回フリートークで終わる可能性があります。楽しく話せても、語彙・文法・リスニング・発音の何を補えばよいかが見えないままでは、成長を実感しにくくなります。

スクールでは、レベル別教材、カリキュラム、学習記録、復習課題などが用意されている傾向があります。ただし、共通教材が自分の目的に合わない場合もあります。教材の有無ではなく、自分が実際に使いたい場面へ内容を調整できるか、前回の課題が次回へつながるかを比べましょう。

予約・キャンセル・支払いの違い

個人講師では、メッセージで直接予定を調整することが多く、互いの都合が合えば柔軟です。一方、人気講師の予約が取れない、講師の休暇や帰国で長期間受講できない、連絡方法が統一されていないといったこともあります。

スクールでは営業時間や予約締切などの規定がありますが、予約システムで空き状況を確認できたり、担当講師が休みでも別の講師を選べたりします。柔軟さだけでなく、仕事や家庭の予定が変わったときにも継続できる仕組みかを考えます。

契約前には、支払方法、キャンセル期限、講師都合で中止になった場合の扱い、未受講分の返金、休会・解約条件を文面で確認してください。口頭の約束だけで長期分を一括して支払うことは避け、領収書ややり取りも保管しましょう。

安全性とトラブル対応で確認したいこと

個人講師だから危険、スクールだから必ず安全というわけではありません。ただし個人契約では、講師の本人確認、受講場所、個人情報、支払い、トラブル時の対応を受講生自身で確認する範囲が広くなります。

初回は人目のあるカフェ、貸会議室、オンラインなどを選び、自宅や密室での受講は慎重に判断しましょう。SNS上の情報だけを信用せず、マッチングサービスを使う場合は本人確認、レビュー、補償、通報窓口の有無を確認します。個人の連絡先や勤務先など、レッスンに不要な情報を急いで渡す必要はありません。

スクールを選ぶ場合も、運営会社、所在地、料金と解約条件、相談窓口、講師採用の考え方を確認します。「会社がある」だけで判断せず、質問へ具体的に答えるか、契約を急がせないかを見ることが大切です。

個人講師が向いている人

  • 習いたい特定の講師や専門分野が決まっている
  • 教材や練習内容を自分で提案できる
  • 料金・契約・予約条件を自分で確認できる
  • 講師と合わなければ自分で探し直せる
  • 短期間や単発で特定の課題を練習したい
  • 場所や形式を柔軟に調整したい

すでに自分の弱点が分かり、レッスンへ持ち込む課題を用意できる中級者以上には、個人講師の自由度が大きな利点になります。また、特定の講師の経験や専門性そのものに価値を感じる場合も、直接習う合理性があります。

英会話スクールが向いている人

  • 英会話が初めてで、何から始めるか相談したい
  • レベルに合う教材や進め方を用意してほしい
  • 講師本人には言いにくいことをスタッフへ相談したい
  • 相性が合わないときに講師を変更したい
  • 校舎という学習へ集中できる場所がほしい
  • 予約、支払い、学習履歴を一つの仕組みで管理したい

大人初心者は、講師の英語力だけでなく、間違えても安心して話せる雰囲気、日本語で相談できる環境、続けやすい予約制度の影響を受けます。スクール全般の選び方は英会話スクールとは?種類と選び方もご覧ください。

失敗を防ぐための体験レッスン確認表

個人講師でもスクールでも、可能なら契約前に体験します。次の項目を同じ基準で確認すると比較しやすくなります。

  1. 目的:自分の希望を聞き、具体的な練習方法を提案してくれたか
  2. 発話量:講師が話しすぎず、自分が英語を使う時間を取れたか
  3. 初心者対応:言葉に詰まったとき、答えを奪わず助けてくれたか
  4. 訂正:間違いを直す量と方法が自分に合っていたか
  5. 継続設計:次回までの復習や今後の流れが見えたか
  6. 総額:追加費用を含めた支払い総額が明確か
  7. 規約:キャンセル、講師都合の休講、解約条件が明確か
  8. 相談先:困ったとき誰へ、どの方法で相談できるか
  9. 安全性:受講場所、本人確認、個人情報の扱いに不安がないか

よくある質問

個人講師の英会話はスクールより必ず安いですか?

必ずしも安いとは限りません。レッスン料に加えて、飲食代、交通費、場所代、教材費、仲介手数料などを含め、同じ期間と回数で比較してください。スクール料金には、教材や相談対応、講師変更などが含まれる場合があります。

外国人の知人と話すのも個人レッスンになりますか?

会話練習にはなりますが、友人との会話と指導を目的としたレッスンは別です。間違いへのフィードバック、段階的な課題、復習まで求めるなら、教える経験と進め方を確認しましょう。

初心者は日本人講師と外国人講師のどちらがよいですか?

国籍だけでは決まりません。日本語で仕組みを理解したい場合は日本人講師が安心なことがあり、英語の音や会話へ慣れたい場合は外国人講師が合うことがあります。教え方、質問への対応、目的との相性を体験で確認してください。詳しくは外国人講師と日本人講師の違いで比較しています。

カフェで英会話レッスンを受けても大丈夫ですか?

人目がある点では初対面でも利用しやすい一方、周囲の音、席の確保、飲食代、会話のプライバシーには注意が必要です。仕事上の機密情報や個人情報を扱う練習には向かない場合があります。

個人講師とスクールの両方を利用してもよいですか?

役割が重ならなければ可能です。スクールで基礎と学習の流れを整え、個人講師と専門テーマを練習する方法もあります。ただし費用と復習量が増えるため、それぞれの目的を明確にしましょう。

まとめ|料金だけでなく、困ったときの仕組みまで選ぶ

個人講師と英会話スクールの違いは、レッスンが一対一かどうかではなく、その周囲にどのような仕組みがあるかです。

  • 個人講師は、料金を抑えやすく自由度が高い
  • スクールは、教材・相談・講師変更・受講環境を含めて選べる
  • 表示料金ではなく、追加費用を含む同期間の総額で比較する
  • 講師との相性に加え、合わなかったときの対応を確認する
  • 契約条件、受講場所、個人情報、トラブル時の窓口を確認する

自分で講師と学習を管理したいなら個人講師、安心して話せる環境と継続の仕組みまで必要ならスクールを軸に候補を絞りましょう。マンツーマン英会話全体の料金・効果・講師の考え方はマンツーマン英会話とは?総合解説へ戻って確認できます。


大人初心者向けのマンツーマン英会話を体験したい方へ

b わたしの英会話は、女性限定・初心者専門のマンツーマン英会話スクールです。レッスンだけでなく、日本人スタッフへの相談、講師や通い方の調整も含め、英語に自信がない方が続けやすい環境を整えています。

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