英会話講師の名前を聞き取れなかったり、レッスン途中で忘れてしまったりしたときは、早めにもう一度尋ねて構いません。名前を呼ばないように会話を避け続けるより、聞き取れなかったことを短く伝え、発音やスペルまで確認するほうが自然です。
初対面で緊張していると、自己紹介の名前だけ抜けてしまうことは珍しくありません。謝りすぎず、「もう一度お願いします」と聞き、必要ならノートや予約画面へ記録しましょう。
講師の名前を忘れても、失礼だと決めつけなくてよい
レッスン開始時は、挨拶、教材の準備、今日話すこと、英語で答える緊張などが重なります。講師が名前を言っていても、音として聞こえなかったり、聞こえても記憶に残らなかったりします。
また、外国の名前には日本語にない音やアクセントが含まれることがあります。聞き慣れない名前を一度で正確に覚えられないのは、相手への関心がないからとは限りません。
大切なのは、分からないままにせず、名前を正しく呼びたいという姿勢を示すことです。
しゅみすけ(大山俊輔)
講師にとって、名前をもう一度聞かれることは特別な出来事ではありません。「正しく呼びたいので確認する」という気持ちが伝われば、必要以上に気まずく考えなくて大丈夫です。
自己紹介で聞き取れなかったときの聞き方
講師が名前を言った直後なら、その場で聞き返すのが最も簡単です。
- Sorry, could you say your name again?
すみません、お名前をもう一度言っていただけますか。 - I’m sorry, I didn’t catch your name.
すみません、お名前を聞き取れませんでした。 - How do you pronounce your name?
お名前はどのように発音しますか。
I didn’t catch your name.は、「名前を知らない」というより、先ほど言ってくれた名前を聞き取れなかったと自然に伝えられる表現です。
レッスン途中で名前を忘れたときの伝え方
少し時間がたってから忘れたことに気づいても、会話の区切りで尋ねれば大丈夫です。
- I’m sorry, could you remind me of your name?
すみません、もう一度お名前を教えていただけますか。 - I’m sorry, I forgot your name.
すみません、お名前を忘れてしまいました。 - Could you tell me your name again?
もう一度お名前を教えていただけますか。
長い言い訳は必要ありません。聞いた直後に「Thank you, Anna.」のように一度名前を使うと、確認と記憶の両方に役立ちます。
名前のスペルと発音も一緒に確認する

音は聞こえたものの、発音やつづりに自信がない場合は、名前を書いてもらいましょう。
- How do you spell your name?
お名前はどのようにつづりますか。 - Could you write your name down for me?
お名前を書いていただけますか。 - Am I saying your name correctly?
お名前を正しく発音できていますか。
名前を繰り返して確認するときは、完璧な発音を一度で再現しようとせず、アクセントの位置や言いやすい呼び方を教えてもらいます。講師が短い呼び名やニックネームを希望している場合もあります。
単語一般のスペル確認は、英会話レッスンで単語のスペルを聞く方法でも詳しく紹介しています。
講師を何と呼べばよいかも確認する
名前が分かっても、ファーストネームで呼ぶのか、別の呼び方を希望しているのか迷うことがあります。その場合は次のように尋ねます。
What should I call you?
何とお呼びすればよいですか。
英会話教室ではファーストネームで呼ぶことが多いものの、すべての講師・教室で同じとは限りません。Teacher、Mr.・Ms.、ファーストネームの違いは、英会話講師を何と呼ぶかを参考にしてください。
次のレッスンで忘れないための記録方法
講師が毎回変わる教室では、名前だけでなく、レッスンで話した内容も短く残しておくと次回の会話につながります。
- 予約画面で講師名を確認する
- ノートの上部に日付と講師名を書く
- 名前の横に自分なりの発音メモを添える
- その講師と話したテーマを一つ記録する
- 次回聞きたいことを一文だけ残す
個人情報を必要以上に記録するのではなく、教室内での学習を引き継ぐための簡単なメモにします。
スタッフへ確認してよい場面
講師本人へ聞く機会を逃した場合や、次回同じ講師を予約したい場合は、受付やスタッフへ確認できます。
今日担当してくださった講師のお名前を、もう一度教えていただけますか。
次回も同じ講師を希望したいのですが、予約画面ではどのお名前を選べばよいですか。
似た名前の講師が複数いる可能性もあるため、レッスン日時や使用教材も一緒に伝えると確認しやすくなります。
初心者が避けたい対応
名前を忘れたことを隠し続ける
名前を呼ぶ場面を避けることに意識を使うと、レッスンの内容へ集中しにくくなります。気づいた時点で短く確認しましょう。
聞こえた音だけで勝手に名前を決める
似た音の別の名前として覚えると、予約時やスタッフへの相談で行き違いが起こることがあります。スペルか予約画面で確認します。
何度も謝って会話を重くする
一度謝り、名前を確認し、感謝を伝えれば十分です。「覚えられない自分は失礼だ」と責めるより、正しく覚えるための行動へ進みましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
名前を尋ね直すことも、立派な聞き返しの練習です。完璧に聞こえたふりをせず確認できる人ほど、その後のレッスンでも分からないことを質問しやすくなります。
短い会話例
Teacher: Hi, I’m Marianne. Nice to meet you.
Student: Nice to meet you, too. Sorry, I didn’t catch your name.
Teacher: Marianne.
Student: Marianne. Am I saying it correctly?
Teacher: Yes, that’s right.
Student: Thank you, Marianne.
名前を聞き直し、一度繰り返し、発音が合っているか確認するだけで会話が自然につながります。
まとめ|名前を正しく呼びたい気持ちを、そのまま伝える
英会話講師の名前を聞き取れなかったり忘れたりしたときは、早めにもう一度尋ねましょう。直後なら「I didn’t catch your name.」、途中なら「Could you remind me of your name?」と伝えられます。
必要に応じてスペル、発音、希望する呼び方を確認し、ノートや予約画面に残します。レッスンで使えるほかの確認表現は、英会話レッスンで使える英語表現一覧から、自分が言いやすいものを一つずつ増やしてください。



