英会話レッスンで家族、結婚、年齢、仕事、休日について聞かれ、「英語の練習だから答えなければいけないのかな」と困ることがあります。講師に悪気がなくても、自分にとっては話したくない内容かもしれません。
結論から言うと、答えたくない個人的な質問には、詳しく答える必要はありません。短く断る、一般的な答えにする、別の話題へ移るという選択ができます。レッスンで希望を伝えることは失礼ではなく、安心して話すための調整です。
個人的な質問が出るのは、会話を広げるための場合が多い
英会話講師は、学習者が自分の知っている内容を話せるよう、身近な話題から質問することがあります。家族や仕事は、現在形・過去形・頻度などを練習しやすく、フリートークの入口にもなります。
ただし、身近な話題の範囲や距離感は人によって違います。講師には一般的な質問でも、受講者には答えにくいことがあります。講師の意図を悪く決めつける必要はありませんが、自分が我慢して答え続ける必要もありません。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
まずは「どこまでなら話せるか」を決める
すべて答えるか、完全に拒否するかの二択ではありません。質問ごとに次の3段階から選べます。
| 対応 | 例 |
|---|---|
| 詳しく話す | 家族構成や最近の出来事まで話す |
| 一般的に答える | 「家族と暮らしています」など詳細を省く |
| 答えず話題を変える | その質問は避け、旅行や趣味について話す |
家族については話せるが結婚については避けたい、仕事の内容は話せるが会社名は言いたくない、という分け方でも構いません。自分の境界線は状況や時期によって変わってよいものです。
レッスン中に使える短い断り方
初心者は、長い理由を説明しようとすると負担が増えます。まずは次のような短い一言で十分です。
- I’d rather not talk about that.
そのことについては、できれば話したくありません。 - That’s a little personal for me.
私には少し個人的なことです。 - Can we talk about something else?
別のことについて話してもよいですか。 - I’m not comfortable discussing that.
そのことを話すのは少し抵抗があります。
笑顔にする必要も、申し訳なさそうに長く謝る必要もありません。落ち着いて一文を伝えれば、通常は講師が別の質問へ切り替えます。英語が出なければ、日本語対応のスタッフへ事前に伝えても構いません。
断ったあとに、自分から話題を一つ出す

「話したくありません」で会話を終えるのが気になる場合は、代わりに話せるテーマを続けます。
I’d rather not talk about my family. Can we talk about travel instead?
家族についてはあまり話したくありません。代わりに旅行について話してもよいですか。
I don’t want to discuss my company, but I can talk about my job in general.
会社については話したくありませんが、仕事全般についてなら話せます。
旅行、食べ物、映画、本、休日の過ごし方など、安心して話せる候補を2〜3個持っておくと便利です。テーマを探したい方は、英会話のフリートークで使える話題一覧も参考にしてください。
レッスン前に講師へ希望を伝える方法
毎回同じ話題で困る場合は、レッスン冒頭や予約時のメモで先に伝えます。日本語なら、次のように具体的にすると調整しやすくなります。
家族や結婚については詳しく話したくないため、旅行・料理・映画などのテーマで会話練習をしたいです。
英語では、I prefer not to discuss my family. I’d like to practice talking about travel and hobbies.のように、避けたい話題と練習したい話題をセットにできます。
「個人的な質問を一切しないでください」だけより、「仕事の出来事は話せますが、勤務先の名前は避けたいです」のように範囲を示すと、講師も質問を作りやすくなります。
スタッフへ相談したほうがよい場合
一度伝えれば話題が変わるなら、その場の調整で十分です。ただし、次の場合は教室スタッフへ相談してください。
- 断っても同じ質問を繰り返される
- 理由をしつこく尋ねられる
- 連絡先やレッスン外での交流を求められ、不安を感じる
- 個人的な話題のため、レッスンへ行くこと自体が負担になっている
相談では「講師が悪い」と断定するより、いつ、どんな質問があり、何と伝え、どうしてほしいかを整理します。
家族について詳しく聞かれることに負担を感じています。今後は家族・結婚の話題を避け、旅行や趣味を中心に進めていただけるよう共有できますか。
希望を共有しても安心できない状態が続く場合は、講師変更を含めて相談して構いません。変更や相性の考え方は、英会話教室の講師と相性が合わないときの確認ポイントで詳しく整理しています。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
初心者が避けたい3つの考え方
英語の練習だから本当のことを全部話すべき
事実を詳しく説明しなくても、一般化した答えや架空ではない別の経験で練習できます。英語力と情報開示の量は同じではありません。
断るには完璧で丁寧な英文が必要
短い一文で意図は伝わります。難しい理由説明より、別の話題を一つ提案するほうが会話を再開しやすくなります。
質問された自分が気にしすぎている
感じ方には個人差があります。違和感を無視してレッスンを続けるより、話題を調整して発話量を保つほうが学習目的に合っています。
まとめ|答えない選択も、会話を続ける力になる
英会話講師から個人的な質問をされても、詳しく答える義務はありません。一般的に答える、短く断る、別の話題へ移る方法から、自分が安心できるものを選びましょう。
大切なのは、我慢することでも会話を終わらせることでもなく、話せる範囲へ調整することです。家族について話せる範囲を整理したい場合は、英会話レッスンで家族について話す方法も役立ちます。
これから教室を選ぶ方は、体験レッスンで「話したくないテーマがある場合、講師やスタッフへ相談できますか」と確認してみてください。安心して境界線を伝えられることも、大人初心者が長く通うための大切な条件です。




[…] 「講師が悪い」と評価するより、起きたことと今後の希望を具体的に伝えると、教室側も対応を考えやすくなります。話題そのものに答えたくない場合は、英会話講師から個人的な質問をされたくないときの対処法も参考にしてください。 […]
[…] 話題そのものを避けたい場合は、英会話講師から個人的な質問をされたくないときの答え方も参考になります。 […]
[…] ただし、講師にも話したくない私生活があります。お互いに答えられる範囲で話し、無理に詳しく聞かないことも大切です。自分が答えたくない話題を聞かれた場合は、英会話講師から個人的な質問をされたときの断り方も参考にしてください。 […]