英会話教室の講師から、教室を通さない個人レッスンや、別のサービスでの受講を提案されることがあります。条件が魅力的に見えても、その場で返事や支払いをせず、まず教室の規約と公式窓口へ確認しましょう。
教室外の個人レッスンが一律に悪いとは限りません。しかし、契約相手、料金、キャンセル、事故やトラブル時の窓口が、現在の教室とは別になる可能性があります。「講師を信頼しているか」だけでなく、「安心して継続できる仕組みがあるか」で判断することが大切です。
教室外の誘いをすぐ決めなくてよい理由
普段からよく知る講師に誘われると、断れば関係が悪くなるのではないか、安く学べる機会を逃すのではないかと迷います。ただし、教室で受けるレッスンと、講師個人との契約は同じとは限りません。
教室を離れた場合、予約変更、返金、個人情報の管理、教材利用、講師が続けられなくなった場合の代替などについて、誰が対応するのかを確認する必要があります。急いで決めず、「教室へ確認してから返事します」と保留して構いません。
最初に確認したい7つのポイント
- 教室が認めた案内か:公式の追加レッスンなのか、講師個人の提案なのか
- 契約相手:教室、別会社、講師個人のどこへ申し込むのか
- 料金と支払い方法:総額、都度払い・前払い、領収書の有無
- 変更・キャンセル:欠席、振替、返金の条件
- 実施場所:安全性やプライバシーを確保できる場所か
- 個人情報:連絡先や決済情報をどこで管理するのか
- 終了方法:合わないときに無理なく断り、通常レッスンへ戻れるか
規則は教室ごとに異なります。「ほかの生徒も受けている」「今だけ安い」と言われても、それだけで判断せず、自分が理解できる形で条件を確認しましょう。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
教室のスタッフへ事実を確認する
講師本人を責める言い方にせず、提案の内容をそのままスタッフへ伝えます。
- いつ、どの講師から提案されたか
- どこで、どのような形式のレッスンか
- 料金や支払いについて何を説明されたか
- 教室が把握・承認している案内か知りたいこと
たとえば、「講師から教室外で個人レッスンを受けないかと提案されました。教室の公式な制度でしょうか。規約上の扱いを確認したいです」と相談できます。

口頭だけでなく、日時と提案内容を簡単にメモしておくと、事実を落ち着いて共有できます。スタッフから回答を受けたら、通常レッスンへの影響や今後の連絡方法も確認しましょう。
受けたくないときの断り方
詳しい理由を説明する必要はありません。感謝を一言伝え、教室の公式レッスンを続けたいという希望を明確にします。
- 「お声がけありがとうございます。今は教室のレッスンだけを続けたいです」
- 「個人契約は考えていないため、今回は遠慮します」
- 「レッスンに関する申込みや支払いは、教室の公式窓口を使いたいです」
- 「すぐには決められないので、教室へ確認してから考えます」
英語で短く伝えるなら、Thank you, but I’d like to continue through the school.(ありがとうございます。ただ、教室を通して続けたいです)で十分です。断ったあとに説明を求められても、同じ希望を繰り返して構いません。
検討する場合でも、先に支払わない
興味がある場合も、提案された場で現金を渡す、個人の送金先へ急いで振り込む、長期間分をまとめて申し込むことは避け、条件を書面や確認できるメッセージで受け取りましょう。
少なくとも、提供者の名称、連絡先、回数、1回の時間、総額、支払日、変更・キャンセル条件を確認します。不明点が残るなら、契約や支払いをしない判断も自然です。
断っても誘いが続くときはスタッフへ相談する
一度断ったあとも繰り返し誘われる、通常レッスン中に勧誘の時間が増える、断ると態度が変わる、秘密にするよう求められる場合は、講師本人だけで抱えずスタッフへ相談しましょう。
相談時には「いつ、何を言われたか」「断ったあとに何が起きたか」「今後どうしてほしいか」を分けて伝えます。必要であれば、担当講師の変更や連絡方法の限定も依頼できます。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
初心者が避けたい考え方
断ると英語を教えてもらえなくなる
教室の契約に基づくレッスンと、教室外の提案を受けることは別です。通常受講への影響が心配なら、公式窓口へ確認しましょう。
安ければ条件を確認しなくても得
表示された1回の料金だけでは、振替、教材、支払い総額、終了方法までは分かりません。価格と同時に、継続できなくなった場合も確認します。
親しい講師だから記録は不要
記録は相手を疑うためだけのものではありません。双方の認識違いを防ぎ、条件を落ち着いて見直すために役立ちます。
SNS交換や食事への誘いとは分けて考える
今回の主題は、料金や受講契約が発生する可能性のある教室外レッスンです。SNS、個人連絡先、食事、交流会など一般的な距離感については、英会話講師との距離感に困ったときの考え方をご覧ください。
相談後も安心して学べない場合は、英会話講師との相性が合わないときの確認ポイントも参考になります。
まとめ|講師への信頼と、条件の確認は別に考えよう
英会話講師から教室外の個人レッスンへ誘われても、その場で決める必要はありません。教室が把握している提案か、誰と何を契約するのか、料金・キャンセル・相談窓口はどうなるのかを確認しましょう。
体験レッスンや入会時には、講師との連絡方法、追加レッスンの申込み窓口、困ったときの相談先を聞いておくと安心です。講師とは別に相談できるスタッフがいることも、教室を選ぶ大切な基準になります。
講師選び・相性・レッスン調整の悩みをまとめて確認する方は、英会話講師との相性・レッスン調整ガイドをご覧ください。
講師選び・相性・レッスン調整の悩みをまとめて確認する方は、英会話講師との相性・レッスン調整ガイドをご覧ください。




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