英会話レッスンで家族について聞かれると、「家族構成を全部説明しなければ」「兄弟や親戚の英語を正確に覚えなければ」と身構えてしまう方がいます。身近な話題だからこそ、どこまで話すか迷ったり、家族に関する単語が出てこなかったりすることもあるでしょう。
結論からいうと、家族について話すときは、「誰と暮らしているか」または「家族の中の一人」について短く答え、情報を一つ足すだけで十分です。家族全員を順番に紹介する必要はありません。
たとえば、最初は I live with my husband.(夫と暮らしています)だけで構いません。余裕があれば、We live in Yokohama.(横浜に住んでいます)や He likes cooking.(夫は料理が好きです)のように、一つだけ情報を加えましょう。
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しゅみすけ
(大山俊輔)
家族の話は、正しい家系図を英語で説明するテストではありません。20年以上初心者の方を見てきましたが、家族の中から話しやすい一人を選び、その人について一文足すだけで、十分に会話は始まります。
「b わたしの英会話」創業者。約20年にわたり大人初心者の英会話を支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
英会話レッスンで家族について聞かれやすい質問
自己紹介やフリートークでは、講師から次のように聞かれることがあります。
- Do you have a big family?(家族は多いですか?)
- Who do you live with?(誰と暮らしていますか?)
- Do you have any brothers or sisters?(兄弟姉妹はいますか?)
- Where does your family live?(ご家族はどこに住んでいますか?)
- What does your husband / wife / daughter / son do?(夫/妻/娘/息子は何をしていますか?)
- How often do you see your family?(どのくらい家族に会いますか?)
- What do you like to do together?(一緒に何をするのが好きですか?)
すべてへの答えを用意する必要はありません。「一緒に暮らす人」「離れて暮らす家族」「よく一緒にすること」の三つから、自分が話しやすいものを一つ選んでおけば十分です。自己紹介そのものを準備したい方は、英会話レッスンの自己紹介で何を話す?初心者向け例文と準備もあわせてご覧ください。
まずは短い一文で答えれば大丈夫
家族の話をするときも、最初から長い説明を作らず、答えを三段階に分けると話しやすくなります。
1.最短の答え
- I live with my husband.(夫と暮らしています)
- I live alone.(一人暮らしです)
- I have one sister.(姉/妹が一人います)
- My parents live in Kobe.(両親は神戸に住んでいます)
- I have two grown children.(成人した子どもが二人います)
2.情報を一つ加えた答え
- I live with my husband. We live in Yokohama.(夫と暮らしています。横浜に住んでいます)
- I have one sister. She lives in Osaka.(姉/妹が一人います。大阪に住んでいます)
- My parents live in Kobe. I visit them twice a year.(両親は神戸に住んでいます。年に2回会いに行きます)
- I have two grown children. They both work in Tokyo.(成人した子どもが二人います。二人とも東京で働いています)
3.会話を広げる答え
- My husband likes cooking, so he often makes dinner on weekends.(夫は料理が好きなので、週末によく夕食を作ります)
- My sister lives in Osaka, but we talk on the phone every week.(姉/妹は大阪に住んでいますが、毎週電話で話します)
- My daughter and I both like movies. We sometimes go to the cinema together.(娘も私も映画が好きで、ときどき一緒に映画館へ行きます)

家族構成別に使いやすい初心者向け例文
夫・妻・パートナーについて話す
- I live with my husband.(夫と暮らしています)
- My wife works from home.(妻は在宅で仕事をしています)
- My partner and I like traveling.(パートナーと私は旅行が好きです)
- We have been married for ten years.(結婚して10年です)
married の年数を難しく感じる場合は、We got married ten years ago.(10年前に結婚しました)でも伝えられます。どちらか一つ、言いやすい方を選びましょう。
子どもについて話す
- I have a daughter. She is twenty-five.(娘が一人います。25歳です)
- My son is in college.(息子は大学生です)
- My children live on their own.(子どもたちは独立して暮らしています)
- My daughter lives near me.(娘は私の近くに住んでいます)
「独立している」の難しい表現が出てこなければ、My children do not live with me now.(子どもたちは今、私と暮らしていません)のように、知っている語で状況を説明できます。
両親について話す
- My mother lives in Hyogo.(母は兵庫に住んでいます)
- My parents are both retired.(両親は二人とも退職しています)
- I call my mother every Sunday.(毎週日曜日に母へ電話します)
- I sometimes help my parents with shopping.(ときどき両親の買い物を手伝います)
兄弟姉妹について話す
- I have an older brother.(兄が一人います)
- I have a younger sister.(妹が一人います)
- My brother lives in Osaka.(兄/弟は大阪に住んでいます)
- My sister and I are very close.(姉/妹と私はとても仲がよいです)
兄・弟は brother、姉・妹は sister だけでも通じます。年上・年下を言う必要があるときだけ older / younger を足します。家族や親戚の語彙をまとめて確認したい場合は、b-cafe.netの家族を英語で表す一覧|両親・兄弟・親戚など基本40語と自己紹介例文をご覧ください。
講師との短い会話例
Teacher: Who do you live with?
Student: I live with my husband.
Teacher: Where do you live?
Student: We live in Yokohama. How about you?
Teacher: I live with my sister in Tokyo.
生徒は最初に一文で答え、講師の追加質問にもう一文で答えています。最後の How about you? で、講師にも同じ質問を返しました。
Teacher: Do you have any brothers or sisters?
Student: Yes. I have one younger sister.
Teacher: What does she do?
Student: She works at a hospital. We often have lunch together.
「妹の職業」「一緒にすること」と、質問に応じて情報を一つずつ足しています。最初から四文を続けて言う必要はありません。
言葉が出ないときは知っている簡単な英語で言い換える
家族の話では、「単身赴任」「独立した子ども」「介護」「親戚付き合い」など、日本語では一語で言えるものの英語が出てこないことがあります。その場合は、難しい一語を探すのではなく、状況を小さく分けます。
- 単身赴任中です → My husband works in Osaka, so we live in different cities now.(夫は大阪で働いているので、今は別の街で暮らしています)
- 子どもは独立しています → My children are adults, and they live on their own.(子どもは成人していて、自分たちで暮らしています)
- 母の介護をしています → My mother needs help, so I visit her often.(母には手助けが必要なので、よく会いに行きます)
- 親戚が近くに住んでいます → Some of my relatives live near me.(親戚の何人かが近くに住んでいます)
大切なのは、日本語の一語と同じ英単語を見つけることではなく、相手が状況を想像できる材料を渡すことです。日常会話で使う基本動詞を増やしたい方は、be-rize.comの日常英会話でよく使う基本動詞30選も参考になります。
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しゅみすけ
(大山俊輔)
知らない単語にぶつかったときこそ、会話の練習になります。「夫は大阪で働く」「私は東京に住む」のように事実を二つに分ければ、単身赴任という英単語を知らなくても伝えられます。
「b わたしの英会話」創業者。約20年にわたり大人初心者の英会話を支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
家族について話したくないときはどうする?
家族は個人的な話題です。答えにくい質問へ無理に詳しく答える必要はありません。英会話レッスンでも、自分が安心して話せる範囲を選んで構いません。
- I’d rather not talk about that.(そのことについては、あまり話したくありません)
- It’s a little personal.(少し個人的なことです)
- Can we talk about something else?(別のことを話してもよいですか?)
- My family is small. How about yours?(私の家族は少人数です。先生のご家族はどうですか?)
最後の例のように、短く答えてから質問を返し、話題の中心を相手へ移す方法もあります。質問を返すのが難しい方は、英会話レッスン中に質問できない原因と対処法も役立ちます。
講師へ逆質問して家族の会話を続ける
- How about you?(先生はどうですか?)
- Do you have any brothers or sisters?(兄弟姉妹はいますか?)
- Where does your family live?(ご家族はどこに住んでいますか?)
- What do you like to do together?(一緒に何をするのが好きですか?)
- Do you see your family often?(ご家族によく会いますか?)
最も簡単で応用しやすいのは How about you? です。講師から聞かれた質問へ答えたあと、そのまま返せます。趣味、仕事、週末など別のテーマでも使える便利な形です。
次のレッスン前に作る「家族メモ」
ノートに家族全員の説明を書くのではなく、次の五つだけメモしましょう。
- 話したい家族を一人選ぶ
- その人との関係を書く
- 住んでいる場所・仕事・好きなことから一つ選ぶ
- 一緒によくすることを一つ書く
- 講師へ返す質問を一つ決める
My mother lives in Kobe.
She likes gardening.
I call her every Sunday.
How about you? Do you call your family often?
この四文を一気に暗記する必要はありません。「母は神戸」「ガーデニングが好き」「毎週電話」の三つの短い部品として持っていきます。講師の質問に合わせて一つずつ使いましょう。レッスン前後の準備全体は、マンツーマン英会話の予習・復習で準備したいことで確認できます。
まとめ|家族の中から話しやすい一人を選ぼう
英会話レッスンで家族について話すときは、家族構成を全部説明する必要はありません。まず I live with my husband. や I have one sister. のように短く答え、住んでいる場所・仕事・好きなこと・一緒にすることから情報を一つ足します。
次のレッスンでは、家族の中から話しやすい一人を選び、その人について二文だけ用意してみてください。言葉が出なければ、知っている基本語で事実を二つに分ければ大丈夫です。ほかの話題も準備したい方は、英会話初心者向けフリートークの話題一覧から選んでみましょう。
レッスンで実際に試してみたい方へ
b わたしの英会話は、英語が初めて・久しぶりという大人女性のためのマンツーマン英会話教室です。家族や仕事、趣味など、ご自身の日常に合わせた内容をレッスンで練習できます。




[…] 質問を全部準備する必要はありません。まず「場所」「好きだったこと」「一つの出来事」の3方向だけ用意すると、多くの質問へ対応できます。家族についての質問へ広がったときは、英会話レッスンで家族について話す方法も参考になります。 […]