英会話レッスンで分からないことがあっても、「英語でどう聞けばいいか分からない」「レッスンを止めたら申し訳ない」と思い、質問できないことはありませんか?
初心者がレッスン中に質問できないのは、質問そのものがないからとは限りません。多くの場合、質問をきれいな英文にしようとすること、切り出すタイミングが分からないこと、間違いを見せたくないことが重なっています。
結論からいえば、質問は長い英文でなくて大丈夫です。「One question, please.」で会話を止め、単語・例文・違いのどれを知りたいか示すだけでも、十分にレッスンへ参加できます。この記事では、大人の英会話初心者が使いやすい質問の型と、質問できるようになる準備を紹介します。
結論:質問は「止める・指す・一つ聞く」でいい
質問しようとすると頭が真っ白になる方は、次の3段階に分けてみましょう。
- 止める:「One question, please.」と合図する
- 指す:教材やノートの分からない部分を指す
- 一つ聞く:意味・使い方・違い・例のどれかを尋ねる
たとえば、教材の表現を指して「What does this mean?(これはどういう意味ですか?)」と言えば、立派な質問です。説明を全部英語にする必要はありません。まず質問があることを伝え、指さしや短い単語を使いながら一緒に形にしてもらいましょう。
レッスン中に質問できない5つの理由
1. 正しい英文を作ってから話そうとする
語順や時制を考えているうちに話題が変わり、質問する機会を逃してしまいます。質問の目的は英文テストに正解することではなく、分からないことを解消することです。単語とジェスチャーだけでも、講師は意図を確認できます。
2. レッスンを止めるのが申し訳ない
講師が説明している途中だと、「最後まで聞くべきかな」と遠慮しがちです。しかし、分からないまま進むと、その後の練習も理解しにくくなります。一区切りついたところで手を少し上げたり、「Excuse me.」と声をかけたりすれば問題ありません。
3. 何が分からないのか整理できていない
「なんとなく分からない」という状態では、質問を作りにくいものです。そんなときは、意味・発音・文法・使う場面のどれが気になるかを選びましょう。「意味は分かるけれど、いつ使うの?」まで整理できれば、質問が具体的になります。
4. 初歩的なことを聞くのが恥ずかしい
大人になるほど、「こんなことも知らないと思われたくない」と感じることがあります。でも、初心者向けレッスンは、分からないことを確認する場所です。同じ単語をもう一度聞くことも、前回習った内容を確認することも、恥ずかしいことではありません。
5. 講師の説明を聞き取れるか不安
質問できても、その答えを理解できるか心配で黙ってしまう方もいます。説明が難しければ、ゆっくり話す、簡単な言葉に変える、文字で示すよう頼めます。詳しくは、講師の英語が聞き取れないときの初心者向け対処法をご覧ください。
初心者が覚えたい質問の基本フレーズ
すべて覚える必要はありません。まずは「切り出す表現」を一つ、「内容を聞く表現」を二つ選びましょう。
質問を切り出す
- Excuse me. I have a question.
すみません、質問があります。 - One question, please.
一つ質問してもいいですか? - Can I ask a question?
質問してもいいですか?
意味や使い方を聞く
- What does this mean?
これはどういう意味ですか? - When do you use this?
これはいつ使いますか? - Could you give me an example?
例を挙げてもらえますか?
違いや自然さを聞く
- What is the difference between A and B?
AとBの違いは何ですか? - Is this natural?
この言い方は自然ですか? - Can I say it this way?
このように言ってもいいですか?
「What does … mean?」の語順が出てこなければ、知りたい単語を指して「Meaning?」でも意図は伝わります。講師が自然な質問文へ言い直してくれたら、それも一つの学びです。
質問の内容が浮かばないときの作り方
講師から「Do you have any questions?」と聞かれても、すぐには思いつかないことがあります。そんなときは、習った表現に次の四つの視点を当ててみましょう。
- 意味:この単語・表現は何を表す?
- 場面:友人・仕事・旅行のどこで使う?
- 違い:似た表現と何が違う?
- 自分:自分の状況ならどう言う?
特におすすめなのは、「私の場合はどう言いますか?」と聞くことです。「How can I say this in my situation?」と尋ね、自分の仕事や旅行予定に合わせた例文を作ってもらえば、そのまま使える英語になります。
質問しやすくなるレッスン前の3分準備
質問は、レッスン中にゼロから作らなくても構いません。教材のテーマを見て、次の三つをメモしておきましょう。
- 意味を確認したい単語を一つ
- 自分のこととして言いたい英文を一つ
- 似た表現との違いを一つ
そして、質問の横に「One question, please.」と書いておきます。質問の中身より先に、切り出す一言を準備するのがポイントです。マンツーマンレッスンの準備全体は、予習・復習で何をすればよいかでも整理しています。
質問したあとに説明が分からなかったら?
一度質問したからといって、最初の説明で理解しなければならないわけではありません。次の順番で頼み方を変えましょう。
- もう一度:Could you say that again?
- 簡単に:Could you explain it more simply?
- 具体例で:Could you give me an example?
- 文字で:Could you write it down?
それでも難しければ、日本語で要点を確認してから英語へ戻る方法もあります。理解できないまま「Yes」と答えるより、自分に合う説明をお願いするほうが、レッスンを上達につなげやすくなります。
質問しやすい英会話教室の特徴
初心者が質問できるかどうかは、本人の勇気だけで決まりません。講師が反応を見て立ち止まる、質問の時間を取る、短い英語やジェスチャーも受け止める、といった環境が大切です。
- 初心者の沈黙を急かさず待ってくれる
- 分からない部分を簡単な言葉や例で説明してくれる
- レッスン外で日本語の相談ができる
- 予習内容や希望を事前に共有できる
マンツーマン英会話なら、自分の質問に時間を使いやすいのが利点です。一方で、一対一だからこそ緊張する方は、マンツーマン英会話で緊張するときの教室選びも参考にしてください。
b わたしの英会話で質問しやすい形を作る
女性限定・大人初心者専門のマンツーマン英会話スクール「b わたしの英会話」では、レッスンについて困ったことを日本人コンシェルジュへ相談できます。「質問するまで待ってほしい」「説明をもう少し簡単にしてほしい」といった希望も、一人で抱え込まず共有できます。
初心者向けオリジナル教材「Photo Journal」は、写真や身近な場面を手がかりに会話を進めます。また、b-systemを使って予習で作った英文や宿題を事前に共有できるため、聞きたいことを準備した状態でレッスンへ入りやすくなります。
レッスンパートナーは完全固定ではなく、相性のよい2〜3名を中心に受ける方法もおすすめしています。質問を待ってくれる、説明が分かりやすいなど、自分が話しやすい相手を少しずつ見つけられます。
よくある質問
質問は日本語でしてもよいですか?
初心者は、必要に応じて日本語で確認して構いません。可能なら、最初に知っている英語で伝えてから日本語を補い、最後に講師が示した英語を声に出すと実践練習になります。
質問が一つも浮かばなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。「No questions for now.(今のところ質問はありません)」と答えられます。無理に質問を作るより、レッスン後に疑問が出たらメモし、次回の最初に聞く方法もあります。
質問ばかりで会話練習が減りませんか?
すべてをその場で深く聞く必要はありません。会話を続けるために必要なことは今聞き、細かな文法はメモして最後や次回に確認する、と分けると時間を使いやすくなります。
まとめ:短い質問からレッスンに参加しよう
レッスン中に質問できないときは、完璧な英文を作ろうとせず、「One question, please.」で止め、分からない部分を指し、意味・使い方・例のどれか一つを聞いてみましょう。
質問は、レッスンの進行を邪魔するものではありません。分からないことを伝え、相手の説明を聞き、自分の理解を確かめるところまでが英会話です。教室で上達するためのレッスン活用法は、親記事の英会話教室で上達するには?初心者が効果を出す通い方でまとめています。
質問する前に、つい「分かりました」と答えてしまう方は、英会話レッスンで分かったふりを減らす方法もあわせてご覧ください。
ほかの受講生と比べて落ち込み、話しにくくなる場合は、英会話初心者が周りと比べて落ち込むときに確認したいことで、自分の成長を測る基準を整理しています。
初回レッスンで自己紹介を求められることが不安な方は、初心者向けの英語自己紹介例文と準備方法もご確認ください。準備した文が自然かどうかを講師へ質問するところまで練習できます。


