英会話レッスンで教科書やプリントを見ていると、「全部ではなく、この一文だけ分からない」「単語は分かるのに、文全体の意味がつかめない」ということがあります。
そんなとき、ただ I don’t understand. と言うだけでは、講師もどこから説明すればよいか迷ってしまいます。この記事では、初心者でも使いやすい「分からない箇所の示し方」と、そのあと説明を頼む英語を紹介します。
先に結論|まず「This part.」で場所を示せば大丈夫
いちばん簡単なのは、分からない場所を指さしながら次の3つを順番に言う方法です。
- This part.
この部分です。 - I don’t understand this part.
この部分が分かりません。 - Could you explain it?
説明していただけますか?
最初から一文で完璧に言う必要はありません。まず場所を示し、次に困っていることを伝え、最後に講師へお願いを加えれば会話になります。

教科書やプリントの「ここ」を英語で示す
指させる場面なら、短い英語で十分です。
- This part.
この部分です。 - This sentence.
この文です。 - This word.
この単語です。 - This question.
この問題です。 - The second line.
2行目です。 - The part after “because.”
「because」のあとの部分です。 - From here to here.
ここからここまでです。
オンラインレッスンなら、画面共有やチャットを使いながら The second line. のように位置を伝えると分かりやすくなります。
しゅみすけ
(大山俊輔)
「分かりません」を長い英語にしようとして黙ってしまうより、まず指さして This part. と言ってみましょう。場所が伝われば、講師は次の質問で助けてくれます。
「b わたしの英会話」創業者。大人初心者の英会話を約20年支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
どこまで分かっているかを一つ加える
講師に合った説明をしてもらうには、「何が分からないか」だけでなく「どこまでは分かるか」を一つ伝えるのが効果的です。
- I don’t understand this word.
この単語が分かりません。 - I understand the words, but not the sentence.
単語は分かりますが、文全体が分かりません。 - I don’t know why we use “to” here.
なぜここで「to」を使うのか分かりません。 - I don’t understand the question.
質問の意味が分かりません。 - I can hear the words, but I don’t understand the meaning.
単語は聞き取れますが、意味が分かりません。 - I understand this part, but not this part.
こちらは分かりますが、こちらは分かりません。
I understand A, but not B. は、分かる部分と分からない部分を分けて伝えられる便利な形です。
分からない箇所を示したあとに使うお願い
場所を伝えたら、講師にしてほしいことを一つ加えましょう。
- Could you explain this part?
この部分を説明していただけますか? - Could you give me an example?
例を挙げていただけますか? - Could you say it in another way?
別の言い方で言っていただけますか? - Could you write it down?
書いていただけますか? - Can we do this question together?
この問題を一緒にやってもらえますか?
レッスン中に質問すること自体が不安な方は、英会話レッスンで質問できないときの対策も参考にしてください。
講師との短い会話例
Student: I don’t understand this part.
生徒:この部分が分かりません。
Teacher: Which part don’t you understand?
講師:どの部分が分かりませんか?
Student: The second line. I know the words, but I don’t understand the sentence.
生徒:2行目です。単語は分かりますが、文全体が分かりません。
Teacher: Sure. It means that she changed her plan.
講師:もちろんです。彼女が予定を変えた、という意味です。
Student: I see. Could you give me another example?
生徒:なるほど。もう一つ例を挙げていただけますか?
言葉が出ないときは、簡単な英語でまず伝える
丁寧な一文が出てこなくても、知っている基本語を組み合わせれば伝えられます。
- This.(これです)
- Here.(ここです)
- This word. Meaning?(この単語。意味は?)
- Why “to”?(なぜ「to」ですか?)
- One example, please.(例を一つお願いします)
文法的に整った長い文を作ることより、まず「場所」と「知りたいこと」を相手に渡すのが先です。必要であれば日本語を少し使う考え方は、英会話レッスンで日本語を使ってもよい?でも紹介しています。
「聞こえない」と「意味が分からない」を分けよう
音声が聞き取れなかったときは、内容の説明ではなく、繰り返しやゆっくり話すことをお願いしましょう。
- I couldn’t hear that.
聞き取れませんでした。 - Could you say that again?
もう一度言っていただけますか? - Could you speak more slowly?
もう少しゆっくり話していただけますか?
詳しくは、講師にゆっくり話してもらう英語や、オンライン英会話で音声が聞こえないときの英語を確認してください。
しゅみすけ
(大山俊輔)
20年以上レッスンの現場を見ていると、分からない場所を具体的に示せる生徒さんほど、講師の説明が短く的確になり、そのぶん自分で話す練習時間を増やせています。
「b わたしの英会話」創業者。大人初心者の英会話を約20年支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
次のレッスン前に準備すること
- 教科書や宿題で分からない場所に印をつける
- This word / This sentence / The second line のどれで示すか決める
- 「単語」「文全体」「文法」「意味」の何が分からないか、日本語で一行メモする
- Could you explain it? を3回声に出す
- 説明後に聞く質問を一つ決める
初回レッスンの準備をしている方は、初めてのレッスン予約前に確認したいこともあわせてどうぞ。
まとめ|「ここ」を示せば質問はずっと伝わりやすい
分からない箇所を伝える基本は、This part. → I don’t understand this part. → Could you explain it? の3段階です。
次のレッスンでは、まず指さしながら This part. を一度使ってみてください。短い英語でも、分からない場所が具体的なら講師と十分に会話できます。間違いを恐れず、説明してほしいことを伝えてみましょう。
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