英会話講師の板書や手書きメモが読めないときは、分かったふりをせず、その文字を指して書き直してもらいましょう。意味や発音を質問する前に、「どのアルファベットなのか分からない」と伝えるのがポイントです。
講師の字が読めないことは、英語力の不足とは限りません。書き癖、筆記体、文字のつながり、消えかけたマーカーなどが原因なら、活字体で大きく書いてもらうだけで解決できます。
英会話講師の字が読めないときはどうする?
読めない部分を指し、短く確認すれば大丈夫です。講師は自分の手書きが受講者にどう見えているか気づいていないことがあります。「この単語が分かりません」だけでは意味の質問だと受け取られる場合があるため、文字そのものが読めないことを伝えましょう。
- どの文字か判別できない
- 筆記体が読めない
- 文字が小さい、薄い、重なっている
- 大文字と小文字の区別がつかない
- 単語の切れ目が分からない
席から板書全体が見えない場合は、前回公開した英会話レッスンで席を移動してもいい?のように、距離や反射を調整する方法が先です。近くで見ても文字の形が分からない場合は、今回の「書き直してもらう」対処が合っています。
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(大山俊輔)
20年以上教室を運営していると、講師には読める字でも、初心者には別の文字に見える場面があります。読めないのは受講者だけの責任ではありません。伝わる書き方へ調整するのも講師の仕事です。
まず「意味」と「文字」を分けて確認する
板書で止まったときは、次の順で確認すると混乱しにくくなります。
- 文字の形を確認する
何と書いてあるのか、活字体で書き直してもらいます。 - スペルを確認する
書き直しても分からなければ、一文字ずつ言ってもらいます。 - 発音を確認する
完成した単語を講師に読んでもらいます。 - 意味と使い方を確認する
最後に、意味や例文を質問します。
最初から意味だけを尋ねると、講師が説明している間も元の単語を正しくメモできないことがあります。文字、音、意味を一度に解決しようとせず、順番に確認しましょう。
講師に書き直してもらう短い英語
長い説明は必要ありません。読めない箇所を指しながら、次のように伝えます。
- Sorry, I can’t read this word.
すみません、この単語が読めません。 - What letter is this?
これは何の文字ですか。 - Could you write it in print?
活字体で書いてもらえますか。 - Could you write it a little bigger?
もう少し大きく書いてもらえますか。 - Could you write it again, please?
もう一度書いてもらえますか。 - Is this an “r” or an “n”?
これはrですか、nですか。
printはここでは、つながった筆記体ではなく、一文字ずつ分けた活字体という意味で使えます。英語がすぐ出なくても、文字を指して “This letter?” と言えば、確認したいことは伝わります。
筆記体が読めないときは活字体をお願いする
海外出身の講師の中には、単語の一部をつなげたり、日本で見慣れた形とは異なる小文字を書いたりする人もいます。筆記体をすべて読めるようになってからレッスンを受ける必要はありません。
“I’m not used to cursive.”(筆記体に慣れていません)と伝え、重要な単語だけ活字体にしてもらいましょう。毎回同じことが起きるなら、レッスン冒頭に “Could you write new words in print?” と希望を共有しておくとスムーズです。

スペルまで確認したいときの進め方
活字体で書き直してもらっても単語を知らない場合は、スペルを一文字ずつ確認します。基本は “How do you spell that?” です。聞き取った文字を自分でも読み上げ、最後に完成した単語を講師へ見せると、書き間違いを減らせます。
スペル確認の細かな会話例は、英会話レッスンで単語のスペルを聞く英語で詳しく解説しています。単語は読めても意味が分からない場合は、英単語の意味を講師に質問する方法へ進みましょう。
レッスン中にできる具体的な対処
読めない文字を指で示す
板書全体を「分かりません」と言うより、該当する一文字や一単語を指すほうが早く伝わります。座った位置から指しにくければ、ノートに形をまねて講師へ見せてもかまいません。
自分のノートにも活字体で書く
講師の筆跡をそのまま写すのではなく、自分が後から読める文字へ置き換えます。聞き取れなかった音や意味は別の欄に残し、文字の問題と混ぜないようにします。
重要語だけ書いてもらう
すべての発言を板書してもらう必要はありません。新しい単語、訂正された文、宿題の範囲など、後から必要になる情報を優先しましょう。
最後に写真を撮る場合は許可を取る
板書を残したいときも、まず読める形に直してもらうことが先です。そのうえで撮影したい場合は、教室の規約や人物・教材の写り込みを確認します。詳しくは英会話レッスンの板書を写真に撮ってもいい?をご覧ください。
初心者が避けたい考え方と行動
- 字が読めないまま似た単語を推測する
一文字違うだけで意味や発音が変わるため、その場で確認します。 - 講師の字を批判する言い方をする
“Your handwriting is bad.” ではなく、“I can’t read this part.” と自分の困りごととして伝えます。 - 板書を全部写すことに集中する
会話練習の時間が減らないよう、必要な語だけ確認します。 - 読めないことを英語力のせいにする
文字の形の問題と、単語知識の問題を分けます。
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(大山俊輔)
講師へ「活字体でお願いします」と伝えることもレッスンの一部です。希望を言えるようになると、分からないまま進む時間が減り、会話練習へ集中しやすくなります。
講師との短い会話例
受講者:Sorry, I can’t read this word. What letter is this?
講師:It’s an “r.” Let me write it again.
受講者:Could you write it in print?
講師:Of course. It’s “travel.”
受講者:Thank you. How do you pronounce it?
日本語でスタッフへ相談するなら、「講師の筆記体が読みにくいので、新しい単語は活字体で書いてもらえるよう伝えたい」と具体的に伝えます。講師を否定するのではなく、自分に必要な学習方法として共有するのがコツです。
読める形にしてから発音と意味を学ぼう
講師の字が読めないときは、①読めない箇所を示す、②活字体で書き直してもらう、③スペル、発音、意味の順に確認する。この流れで、レッスンを止めすぎず理解へ戻れます。
講師が板書や説明を受講者に合わせて調整してくれるかは、初心者にとって大切な相性の一つです。レッスン中の困りごとに使える表現をまとめて確認したい方は、英会話レッスンで使える英語表現一覧も参考にしてください。
講師選び・相性・レッスン調整の悩みをまとめて確認する方は、英会話講師との相性・レッスン調整ガイドをご覧ください。
講師選び・相性・レッスン調整の悩みをまとめて確認する方は、英会話講師との相性・レッスン調整ガイドをご覧ください。



