英会話レッスンを受けているのに、「先生の話を聞いている時間ばかりで、自分はあまり話せなかった」と感じることがあります。特に大人の初心者は、講師の説明を遮るのが失礼に思えたり、英語で希望を伝えにくかったりするものです。
ただし、講師が話す時間が長いからといって、すぐに相性が悪いと決める必要はありません。まずは自分がどんな練習を増やしたいかを具体的に伝えると、同じ講師・同じ教材でも発話量を変えられます。
英会話講師が話しすぎると感じる主な理由
「先生が話しすぎる」という感覚には、いくつかの原因があります。
- 文法や単語の説明が長い
- 講師自身の体験談が長くなっている
- 質問が少なく、講師が会話をつないでいる
- 生徒が考えている間を、講師が説明で埋めている
- 初心者を助けようとして、講師が答えまで言ってしまう
まずはレッスン後に、「説明」「体験談」「質問の少なさ」のどれが気になったかを一つメモしてみましょう。「先生が悪い」ではなく、調整したい部分が見えてきます。
しゅみすけ
(大山俊輔)
「先生が話しすぎる」と感じても、講師を責める必要はありません。「今日は自分が答える時間を増やしたい」と希望の形で伝えると、レッスンを調整してもらいやすくなります。
「b わたしの英会話」創業者。YouTubeでも大人の英語学習について発信しています。
自分が話す量を増やす3ステップ

1.希望を短く伝える
最初から完璧な英語で説明する必要はありません。レッスン開始時に、今日の希望を一つ伝えます。
- I’d like to speak more today.
今日はもっと話したいです。 - I’d like more speaking practice.
スピーキング練習を増やしたいです。 - Could you keep the explanations short?
説明を短めにしていただけますか。
「話しすぎです」と相手を評価する表現より、「私はもっと話したい」と自分の希望を主語にするほうが伝えやすく、講師も調整しやすくなります。
2.質問を増やしてもらう
初心者が発話量を増やすには、いきなり長く話すよりも、講師から短い質問を多く受ける方法が実践的です。
- Could you ask me more questions?
もっと質問していただけますか。 - Please ask me some follow-up questions.
追加の質問をしてください。 - Could you give me a moment to think?
少し考える時間をいただけますか。
考えている沈黙を「分からない時間」ではなく「答えを作る時間」に変えるために、待ってほしいことも伝えておきましょう。
3.次回も確認する
一度伝えれば永久に同じ進め方になるとは限りません。講師が変わる日や、教材の内容によって会話量は変わります。レッスンの最後に、次回も同じ進め方を希望すると伝えると安心です。
- This was helpful. Can we do the same next time?
今日の進め方が役立ちました。次回も同じようにできますか。 - I liked having more time to speak.
話す時間が多かったのがよかったです。
しゅみすけ
(大山俊輔)
話す量は、講師の説明を短くするだけでなく、「追加質問を増やす」「考える時間を待ってもらう」ことでも増やせます。自分が欲しい練習を一つずつ試すのがコツです。
「b わたしの英会話」創業者。YouTubeでも大人の英語学習について発信しています。
講師の説明が必要な時間もある
発話量は多いほどよい、という単純なものではありません。新しい文法や発音を理解する場面では、講師の説明を聞く時間も必要です。また、自然な英語を聞くこと自体がリスニング練習になる場合もあります。
判断の目安は、レッスン後に「自分が何を話せるようになったか」を言えるかどうかです。説明を聞いて終わったなら、最後の5分で例文を作る、ロールプレイをするなど、理解した内容を口から出す時間をお願いしてみましょう。
直接言いにくいときはスクールへ相談する
英語で講師へ伝えることが負担なら、日本人スタッフやカウンセラーに相談して構いません。「講師を変えたい」と結論だけを伝える前に、次のように希望を共有すると改善策を考えてもらいやすくなります。
- 自分が話す時間を増やしたい
- 説明は要点だけにしてほしい
- 講師から質問を多くしてほしい
- 回答を考える間、少し待ってほしい
講師との相性そのものが気になる場合は、英会話教室の講師と相性が合わないときの相談ポイントも参考にしてください。また、自分から会話を広げる準備については、英会話レッスンで自分から話す量を増やす5つのコツで詳しく紹介しています。
よくある質問
講師に「話しすぎ」と直接言っても失礼ではありませんか?
希望を伝えること自体は失礼ではありません。ただし、“You talk too much.” と相手を評価するより、“I’d like to speak more.” と自分の希望として伝えるのがおすすめです。
初心者でも発話時間を増やして大丈夫ですか?
大丈夫です。長いスピーチではなく、短い質問への回答、例文作り、音読、ロールプレイなどから増やせます。分からないときに質問する表現は、初心者が英会話講師へ質問するときの英語も役立ちます。
お願いしても改善しない場合はどうすればよいですか?
2〜3回試しても変わらない場合は、受付やカウンセラーへ具体的な場面と希望を伝えましょう。講師変更だけでなく、教材、進め方、レッスン目標の見直しで改善することもあります。目的の共有方法は、英会話講師へ学習目的を伝える方法も参考になります。
まとめ:希望を一つ伝えて、話す時間を作ろう
英会話講師が話しすぎると感じたら、我慢するか講師を変えるかの二択ではありません。「もっと話したい」「質問を増やしてほしい」「少し待ってほしい」と、希望を一つ具体的に伝えてみましょう。
レッスンは講師と生徒が一緒に作るものです。小さな調整を重ねることで、自分が話し、試し、間違いから学べる時間へ変えていけます。
講師選び・相性・レッスン調整の悩みをまとめて確認する方は、英会話講師との相性・レッスン調整ガイドをご覧ください。




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