英会話教室へ通っていても、「旅行で話せるようになりたいとは思うけれど、講師にどう伝えればいいか分からない」「レッスンの希望を英語で言う自信がない」と悩むことがあります。
学習目的は、立派な文章にまとめなくてもかまいません。講師には、英語を使いたい場面・今困っていること・レッスンで練習したいことの3つを、短い英語で伝えれば十分です。
先に結論|「場面+困りごと+希望」を伝えよう
最初は次の型を使ってみましょう。
- 場面:I want to speak English when I travel.(旅行のときに英語を話したいです)
- 困りごと:I can understand a little, but I can’t answer quickly.(少し理解できますが、すぐに答えられません)
- 希望:I want to practice speaking more.(もっと話す練習をしたいです)
3つを一度に言えなくても、まず場面だけ伝えれば会話を始められます。
学習目的を伝えるとレッスンが具体的になる
同じ「英会話を上達したい」でも、旅行で店員と話したい人と、仕事で外国人のお客様へ対応したい人では、優先する練習が違います。講師が目的を知ると、話題・教材・ロールプレイ・訂正の仕方を合わせやすくなります。
入会前に目標を考えたい方は、英会話教室へ通う前に決めたい目標の作り方も参考にしてください。この記事では、その目標を実際のレッスンで講師へ共有する方法に絞って説明します。
しゅみすけ(大山俊輔)
目標がきれいな言葉になっていなくても大丈夫です。「旅行先で困らず話したい」「仕事の電話が怖い」など、実際に困る場面を一つ話せれば、講師は練習内容を考えやすくなります。
初心者向け|短い英語から3段階で伝える
1.最短の一文で目的を言う
- I want to speak English when I travel.
旅行のときに英語を話したいです。 - I need English for work.
仕事で英語が必要です。 - I want to talk with foreign customers.
外国人のお客様と話したいです。 - I want to enjoy small talk.
ちょっとした会話を楽しみたいです。
2.今の困りごとを一つ足す
- I know some words, but I can’t make sentences.
単語はいくつか知っていますが、文を作れません。 - I get nervous and forget the words.
緊張すると単語を忘れてしまいます。 - It is difficult for me to understand fast English.
速い英語を理解するのが難しいです。 - I always give very short answers.
いつもとても短い答えで終わってしまいます。
3.レッスンへの希望を加える
- I want to practice speaking more.
もっと話す練習をしたいです。 - Can we practice this situation today?
今日はこの場面を練習できますか? - Please use simple English.
簡単な英語を使ってください。 - Please correct my important mistakes.
大切な間違いを直してください。

講師との短い会話例
Teacher: What would you like to improve?
何を伸ばしたいですか?
Student: I want to speak English when I travel.
旅行のときに英語を話したいです。
Teacher: What is difficult for you?
何が難しいですか?
Student: I can ask questions, but I can’t understand the answers well.
質問はできますが、答えをよく理解できません。
Teacher: I see. Shall we practice a hotel conversation today?
分かりました。今日はホテルでの会話を練習しましょうか?
Student: Yes, please. Please speak slowly at first.
はい、お願いします。最初はゆっくり話してください。
「学習目的」が英語で出ないときは簡単に分ける
「海外旅行で現地の人との交流を深めたい」のような日本語を、そのまま難しい一文へ訳す必要はありません。知っている基本語で、内容を小さく分けましょう。
- I like traveling.(旅行が好きです)
- I want to talk with local people.(現地の人と話したいです)
- I want to ask simple questions.(簡単な質問をしたいです)
仕事の目的なら、会社や業界を詳しく説明できなくても、次のように伝えられます。
- I work at a hotel.(ホテルで働いています)
- We have foreign guests.(外国人のお客様が来ます)
- I want to help them in English.(英語で対応したいです)
言葉が足りないときは、写真、予定表、実際に使う資料などを見せても構いません。持ち込みの注意点は、英会話教室へ自分の話題や資料を持ち込む方法で確認できます。
講師に聞かれやすい質問
- Why are you studying English?
なぜ英語を勉強していますか? - When do you want to use English?
いつ英語を使いたいですか? - What would you like to improve?
何を伸ばしたいですか? - Which is more important for you, speaking or listening?
話すことと聞くことでは、どちらがより大切ですか?
すぐ答えられないときは、Let me think.(少し考えさせてください)と言ってから、一文ずつ話せば大丈夫です。
レッスン内容への希望も具体的に伝える
目的を伝えた後は、何をしてほしいかも一つ選びます。
- I want to do more role-plays.(ロールプレイをもっとしたいです)
- I want to practice listening today.(今日は聞く練習をしたいです)
- Please give me time to answer.(答える時間をください)
- What should I practice first?(最初に何を練習すればよいですか?)
「たくさん話したい」と感じている場合は、英会話レッスンで自分から話す量を増やす方法も合わせて実践してみてください。
しゅみすけ(大山俊輔)
20年以上初心者の方を見てきましたが、希望を一度伝えて終わりにする必要はありません。できることが増えたら、次に練習したい場面を講師と相談し直しましょう。
レッスン前に1分で作る準備メモ
スマートフォンやノートに、次の4項目だけ書いておきます。
- 英語を使いたい場面:旅行、仕事、家族との会話など
- 今困っていること:聞き取れない、答えが出ない、緊張するなど
- 今日練習したいこと:ホテル、電話、自己紹介など一場面
- 講師への質問:What should I practice first?
書いた英文は、レッスン前に2回ほど声に出します。完璧に暗記するより、メモを見ながらでも講師へ伝えることを優先しましょう。
目的は途中で変えてもよい
通い始めたころは「旅行英会話」だった人が、後から「外国人の同僚との雑談」や「海外ドラマを字幕なしで楽しむこと」に興味を持つ場合もあります。目的が変わったら、そのまま講師へ伝えて構いません。
月ごとにできたことと次に練習したいことを整理するには、英会話の上達を月単位で振り返る方法が役立ちます。レッスン全体の活用法は、英会話教室で上達するための完全ガイドもご覧ください。
まとめ|次のレッスンで一文だけ伝えよう
講師へ学習目的を伝えるときは、使いたい場面・今の困りごと・練習したいことを一つずつ話します。
次のレッスンでは、まず I want to … の一文だけでも伝えてみてください。間違いがあっても、講師と相談してレッスンを自分に合う内容へ近づけること自体が、大切な会話練習になります。
講師選び・相性・レッスン調整の悩みをまとめて確認する方は、英会話講師との相性・レッスン調整ガイドをご覧ください。




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