英会話教室へ通う前に決めたい目標|初心者向けの作り方と具体例

英会話教室へ通う前に目標を考える大人の女性

英会話教室へ通い始める前に、「目標をきちんと決めなければ」と身構えていませんか。

大きな目標や立派な理由は必要ありません。初心者の方が最初に決めたいのは、「どんな場面で・誰と・何ができるようになりたいか」という、レッスンで先生と共有できる小さな目標です。

この記事では、英会話教室へ通う前に考えておきたい目標の作り方と、旅行・仕事・趣味など目的別の具体例をご紹介します。

英会話教室の目標は「最初の1〜3か月」で考えよう

英語学習の最終目標は、今すぐ明確でなくても大丈夫です。まずは最初の1〜3か月で試せる目標を一つ作りましょう。

たとえば「英語をペラペラに話す」は魅力的ですが、範囲が広いため、次のレッスンで何を練習するかが見えにくくなります。一方で「旅行先のホテルで、チェックアウトの時間を質問する」なら、必要な表現や練習方法が具体的になります。

しゅみすけ(大山俊輔)

しゅみすけ
(大山俊輔)

目標は契約書ではありません。仮の目標で始めて、レッスンを受けながら変えてよいものです。最初から完璧に決めようとしなくて大丈夫ですよ。

「b わたしの英会話」創業者。YouTubeでも大人の英語学習について発信しています。

「目的」と「レッスン目標」は分けて考える

目的は「なぜ英語を学ぶのか」、レッスン目標は「英語で何ができるようになりたいか」です。

目的 レッスン目標
海外旅行を楽しみたい ホテルで希望を一つ伝えられる
仕事で英語を使いたい 自分の担当業務を3文で説明できる
趣味の話をしたい 好きな映画の感想を1分話せる
英語を学び直したい 先週のできごとを3文で話せる

目的がまだ見つからない方は、先に英語を学び直したいけれど目標がない人向けの記事を読んでみてください。好きなことや日常の場面から、仮の目的を作る方法を解説しています。

英会話教室で使える目標の作り方は3ステップ

目標は「場面・相手・できること」の順に考えると、具体的になります。

英会話教室の目標を場面・相手・できることで作る図解
場面・相手・できることを組み合わせると、練習しやすい目標になります。

1.英語を使いたい「場面」を決める

旅行、職場、趣味の集まり、近所、オンライン会議など、英語を使ってみたい場面を一つ選びます。実際の予定がなくても、「いつか行きたい旅行先」のような想像上の場面で構いません。

2.話したい「相手」を決める

ホテルのスタッフ、海外のお客様、外国人の友人、英会話教室の先生など、誰と話すかを考えます。相手が見えると、丁寧さや話題も決めやすくなります。

3.英語で「できること」を一つ決める

自己紹介する、質問する、お願いする、感想を伝えるなど、行動を一つ選びます。「理解する」「上達する」だけで終わらせず、話している姿を想像できる言葉にするのがコツです。

目的別|英会話教室で使える目標の具体例

海外旅行のために通う場合

  • 空港で搭乗口を質問し、答えの数字を聞き取る
  • ホテルでチェックアウト時間を確認する
  • レストランでおすすめを聞き、自分で一品注文する

先生には、行きたい国や旅行の時期も伝えましょう。レッスンを旅行場面のロールプレイにしやすくなります。

仕事のために通う場合

  • 自分の名前・会社・担当業務を3文で説明する
  • オンライン会議の冒頭で挨拶をする
  • 分からないときに、もう一度お願いする

業界の専門用語を先に増やすより、自分がよく経験する一場面を英語で切り抜ける練習から始めると実践につながります。

趣味や交流のために通う場合

  • 好きな映画や音楽を紹介する
  • 週末にしたことを1分間話す
  • 相手の趣味について二つ質問する

同じテーマを数回話すと、言える内容が少しずつ増えていきます。毎回まったく新しい話題を選ぶ必要はありません。

学び直しとして通う場合

  • 中学英語を使って自己紹介をする
  • 先生の質問に、単語だけでなく一文で答える
  • レッスン中に一回、自分から質問する

「昔の英語を全部思い出してから話す」必要はありません。知っている単語と短い文で、まず通じる経験を作ることが目標になります。

広すぎる目標は「次にする行動」へ言い換える

広すぎる目標 レッスンで使える目標
英語を話せるようになる 自己紹介を30秒続ける
ネイティブの英語を聞き取る 先生の質問から日時を聞き取る
仕事で困らない英語力をつける 聞き返し表現を使って会話を続ける
旅行英会話を身につける レストランで注文と会計をする
しゅみすけ(大山俊輔)

しゅみすけ
(大山俊輔)

「話せるようになりたい」を、次のレッスンで実際にできる行動まで小さくしてみましょう。できたかどうかが分かると、大人の学び直しは続けやすくなります。

「b わたしの英会話」創業者。YouTubeでも大人の英語学習について発信しています。

目標を先生へ伝えるときの英語例

難しい英語は必要ありません。知っている単語で、短く伝えれば十分です。

  • I want to use English when I travel.
    旅行するときに英語を使いたいです。
  • I want to explain my job in simple English.
    簡単な英語で自分の仕事を説明したいです。
  • I want to talk about my weekend for one minute.
    週末について1分間話したいです。

加えて、「話すのが苦手」「聞き取りが難しい」「間違いはその場で直してほしい」など、困っていることや希望する直し方も伝えると、先生がレッスンを調整しやすくなります。

初回レッスンまでにメモしておきたい5項目

  1. 英語を学びたい理由
  2. 英語を使いたい場面
  3. 話したい相手
  4. 最初の1〜3か月でできるようになりたいこと
  5. 先生に手伝ってほしいこと

一文ずつで構いません。スマートフォンのメモに残し、体験レッスンや初回レッスンで見せられるようにしておきましょう。入会後の流れや持ち物が気になる方は、英会話教室の初回レッスンで何をするかもあわせてご覧ください。

よくある質問

目標が決まっていなくても英会話教室へ通えますか?

はい、通えます。「まず英語に慣れたい」も立派な出発点です。先生と話しながら、興味のある場面を探していきましょう。

途中で目標を変えてもよいですか?

もちろんです。実際にレッスンを受けると、やりたいことや苦手なことが見えてきます。1〜3か月ごとに見直すと、今の自分に合った練習を選べます。

目標はどれくらい具体的ならよいですか?

一つの場面と一つの行動が見えれば十分です。「旅行先のカフェで注文する」のように、先生とロールプレイできる形を目安にしてください。

まとめ|仮の目標を一つ持って英会話教室へ行こう

英会話教室へ通う前に決めたいのは、遠い将来の完璧な目標ではありません。場面・相手・できることを組み合わせ、最初の1〜3か月で試せる小さな目標を一つ作れば十分です。

その目標を先生に共有すると、レッスンで練習する内容が具体的になります。まずは「誰と、どこで、何を話してみたいか」をメモするところから始めてみましょう。

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