英会話講師がレッスン中にスマホやパソコンを見ていて気になるときは、すぐに「私用」「授業に集中していない」と決めつけず、まず何のために使っているのかを確認しましょう。辞書検索、教材表示、タイマー、受講記録の入力など、レッスンに必要な操作の場合もあります。
一方、説明のない端末操作が長い、会話が何度も止まる、こちらの発言を聞いてもらえない状態が続くなら、講師または教室スタッフへ相談してかまいません。大切なのは、端末を使うこと自体ではなく、学習目的が分かるか、受講者の集中や発話時間を妨げていないかです。
講師が端末を使う主な理由
英会話レッスンでは、紙の教材だけでなくスマホ、タブレット、パソコンを使う場面が増えています。講師が画面を見る理由には、次のようなものがあります。
- 単語の意味・発音・画像を調べる
- デジタル教材や例文を表示する
- タイマーやオンラインツールを操作する
- 受講者の目標や前回の記録を確認する
- 訂正内容や次回へのメモを入力する
- 教室から届いた緊急連絡を確認する
画面が受講者から見えないと、必要な操作でも私用に見えることがあります。講師側が「今、発音を調べています」「前回の記録を確認します」と一言説明するだけで、受け取り方は大きく変わります。
気になったら何を観察する?
端末利用の良し悪しを、使った回数だけで判断する必要はありません。次の点を見て、レッスンへの影響を確認します。
| 確認点 | 問題が少ない例 | 相談したい例 |
|---|---|---|
| 目的 | 教材・辞書・記録だと説明がある | 何をしているか分からない状態が続く |
| 時間 | 必要なときだけ短く操作する | 長時間または何度も会話が止まる |
| 反応 | 操作後に会話や説明へ戻る | こちらの発言への反応が薄い |
| 学習への効果 | 画像・例文・訂正が理解を助ける | 発話・練習時間が減っている |
「スマホを3回見た」よりも、「質問への返答を待っている間、毎回会話が1〜2分止まった」のように、学習への影響を捉えると相談しやすくなります。
その場で確認するときの伝え方
何の操作か分からず集中しにくいときは、責める口調を避けて短く確認します。
- 「今見ているのは、今日の教材ですか?」
- 「その画面を私も見てもいいですか?」
- 「今の単語を調べているところですか?」
- 「端末を使うとき、何を確認しているか教えてもらえると助かります」
講師が学習記録を入力しているなら、「あとで内容を教えてください」「今日の訂正も記録に残りますか」と確認できます。端末を学習に使う目的が共有されれば、不安が解消することもあります。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
集中しにくいなら希望を具体的に伝える

学習目的の操作だと分かっても、画面を見る時間が多いと集中しにくい人もいます。その場合は「使わないでください」と全面的に禁止するより、自分が困る場面と希望を伝えましょう。
- 会話練習中は、できるだけ目を合わせてほしい
- 検索するときは、画面を一緒に見たい
- 受講記録の入力は、最後にまとめてほしい
- スマホより教室のタブレットや紙の教材を使ってほしい
- 操作が長くなる場合は、何を調べているか説明してほしい
端末利用のルールは教室や講師によって異なります。できること・できないことを相談し、自分が会話へ集中できる方法を一緒に探します。
発話時間が減っている場合は時間配分も相談する
端末操作が長く、受講者が待つ時間が増えているなら、スマホのマナーだけでなくレッスン設計の問題です。次回の冒頭で「今日は自分が話す練習を多めにしたい」「検索や記録は最後にまとめたい」と希望を伝えましょう。
実際の練習時間が短くなっている場合は、英会話レッスンが早く終わると感じたときの時間確認と相談方法も参考になります。講師の説明が長くて自分が話せない場合は、講師が話しすぎて自分が話せないときの伝え方につなげて考えられます。
スタッフへ相談した方がよいケース
直接確認しても改善しない、私用と思われる操作が何度も続く、個人的な連絡やSNSのやり取りを求められるなどの場合は、受付やカウンセラーへ相談します。
相談時には、次の情報を整理します。
- レッスンの日付と担当講師
- どの場面で、どのくらい端末を見ていたか
- 会話や練習にどんな影響があったか
- その場で確認したか、講師から説明があったか
- 今後どうしてほしいか
「直近2回、会話中に講師が何度もスマホを見ており、私の返答が止まる場面がありました。教材の確認かもしれませんが、目的の説明がなく集中しにくいため、端末利用のルールを確認したいです」
講師の意図を推測して断定せず、見えた事実と学習への影響を伝えるのがポイントです。個人的なSNSや連絡先をめぐる不安がある場合は、英会話講師との距離感とSNS・連絡先の考え方も確認してください。
受講者がスマホを使う場合も目的を共有する
レッスン中に受講者がスマホで辞書を引く、メモを取る、写真や資料を見せることもあります。講師側と同じように、「この単語を調べます」「メモを取ります」と一言伝えると、お互いに目的が分かります。
スマホの通知音や着信への対応は、端末を教材として使う話とは別です。通知や電話への対処は、英会話レッスン中にスマホが鳴ったときの教室マナーで確認できます。
初心者が避けたい対応
- 画面を見ただけで私用・手抜きだと決めつける
- 集中できないのに、何度も黙って受講する
- 講師の画面を無断でのぞき込む、撮影する
- 講師個人のSNSへ直接苦情を送る
- 端末利用と講師の指導力・人柄をすぐに結びつける
気になることを確認するのは講師批判ではありません。レッスンの目的と時間を守り、安心して会話へ集中するための調整です。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
体験レッスンで確認したいこと
体験レッスンでは、端末を使うかどうかだけでなく、使う目的が説明されるか、画面を共有してもらえるか、操作中も会話が止まりすぎないかを見ます。
スタッフには、「講師はレッスン記録をどのように残しますか」「スマホやタブレットは教材として使いますか」「端末利用が気になる場合は誰に相談できますか」と尋ねられます。こうした質問への説明が分かりやすい教室なら、入会後も希望を伝えやすいでしょう。
まとめ|目的と学習への影響を確認しよう
英会話講師がレッスン中にスマホやパソコンを見ていても、辞書、教材、受講記録など学習に必要な操作の場合があります。まず目的を確認し、必要なら画面を共有してもらいましょう。
説明のない操作が長く、会話や発話時間に影響しているなら、事実と自分の希望を講師やスタッフへ伝えます。端末の使用自体を一律に問題視せず、安心して学習へ集中できる使い方を相談することが大切です。
講師選び・相性・レッスン調整の悩みをまとめて確認する方は、英会話講師との相性・レッスン調整ガイドをご覧ください。




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