英会話レッスンで仕事の出来事を話すときは、仕事内容を最初から詳しく説明する必要はありません。最近あった一つの出来事を選び、「何があったか」「誰と・いつ」「どう感じたか」「その後どうなったか」の順に話すと、大人初心者でも会話を広げやすくなります。
会議がうまくいった、忙しい一日だった、新しい仕事を任された、同僚に助けてもらったなど、身近な一場面で十分です。社名・顧客名・金額などを出さずに話す方法も押さえておきましょう。
仕事全体ではなく「一つの出来事」を選ぼう
仕事について聞かれると、業界、職種、担当業務をすべて英語で説明しようとして難しくなりがちです。しかし、フリートークでは一つの出来事に絞った方が、講師が質問しやすく、自分も答えやすくなります。
- 忙しかったが、予定どおり仕事を終えた
- 会議で自分の意見を伝えた
- 新しい同僚がチームに加わった
- 同僚に仕事を手伝ってもらった
- お客様から感謝された
- 新しい作業や道具を覚えた
- 小さなミスをして、対応方法を学んだ
成功談だけでなく、少し困ったことや学んだこともよい会話材料になります。会社への不満を長く話すのではなく、「何が起きて、自分がどう対応したか」を中心にすると練習としてまとまりやすくなります。
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仕事の話が難しくなるのは、専門用語が足りないからとは限りません。最初から全部を説明しようとすることが原因の場合もあります。一場面に絞り、知っている英語から始める方が会話になります。
講師から聞かれやすい質問
- How was work today?
今日の仕事はどうでしたか。 - Did anything interesting happen at work?
仕事で何か面白いことはありましたか。 - What happened?
何があったのですか。 - Who were you working with?
誰と仕事をしていたのですか。 - How did you feel?
どう感じましたか。 - What did you do after that?
その後、どうしましたか。 - Is that common in your job?
あなたの仕事ではよくあることですか。
最初から長く答えなくて構いません。まず「忙しかった」「会議があった」など一文で答え、質問された内容を一つずつ加えます。
短い答えから会話を広げる4ステップ
1.何があったかを一文で伝える
We had an important meeting today.
今日は大切な会議がありました。
2.誰と・いつを加える
I joined the meeting with three coworkers this morning.
今朝、同僚3人と会議に参加しました。
3.自分の気持ちや理由を加える
I was nervous, but I shared my idea.
緊張しましたが、自分の考えを伝えました。
4.結果を伝え、講師へ質問を返す
My team liked the idea, so I was relieved. Do you often have meetings?
チームがその案を気に入ってくれたので、ほっとしました。先生はよく会議をしますか。
仕事内容の難しい説明ができなくても、出来事、気持ち、結果があれば十分に会話を作れます。
初心者向けの短い会話例
Teacher: How was work today?
Student: It was busy, but something nice happened.
Teacher: What happened?
Student: A coworker helped me with a report.
Teacher: That was kind. Was the report difficult?
Student: Yes, it was my first time making that kind of report. We finished it before lunch, so I was relieved.
Teacher: Do you often work together?
Student: Yes, sometimes. How about you? Who do you usually work with?
この会話では専門用語を使っていません。それでも「困っていたこと」「助けてもらったこと」「結果」「感情」があるため、場面が伝わります。
仕事の詳しい内容や機密を話したくないとき
英会話レッスンだからといって、社内情報や個人的な事情まで話す必要はありません。固有名詞を一般的な言葉に置き換えれば、出来事の流れは練習できます。
- 会社名 → my company
- 顧客名 → a client / one of our customers
- 上司の名前 → my manager
- 具体的な商品名 → a new product
- 正確な金額 → a large order / a small budget
詳しく答えたくないときは、I can’t share the details, but it was an interesting project.(詳しいことは話せませんが、興味深いプロジェクトでした)のように境界を示せます。
仕事を含む個人的な質問そのものを避けたい場合は、英会話講師から個人的な質問をされたくないときの答え方も参考にしてください。
レッスン前のメモは4項目で十分

- Event:何があったか
- When / Who:いつ・誰と
- Feeling / Result:どう感じ、どうなったか
- Question:講師へ返す質問
たとえば「新しい作業/昨日・同僚と/難しかったが終えた/先生は新しい仕事を覚えるのが好き?」のように、日本語の単語だけをメモします。英作文を完成させず、講師とのやり取りの中で英語にしていく余地を残しましょう。
専門用語が出てこないときの対処法
仕事には業界特有の言葉が多いため、単語が分からないことは珍しくありません。そのときは、日本語の専門用語に対応する英単語を探し続けるより、役割や動作を簡単な英語で説明します。
- It is a tool we use to check customer information.
顧客情報を確認するために使う道具です。 - My job is to help new staff members.
私の仕事は新しいスタッフを助けることです。 - We talked about how to improve our service.
サービスを改善する方法について話しました。
それでも難しければ、How can I explain this in simple English? と講師に相談して構いません。講師へ希望や質問を伝えることも、レッスンの大切な一部です。
初心者が避けたい話し方
- 仕事の仕組みを最初から全部説明する:一つの出来事から始めましょう。
- 専門用語の正解が出るまで黙る:その物や仕事が何をするものかを簡単な英語で説明できます。
- 会社への不満だけで終える:自分の対応や学んだことを一つ加えると、会話練習になります。
- 話せない情報まで答える:固有名詞や数字を一般化し、必要なら詳細を話せないと伝えましょう。
- 長い原稿を丸暗記する:講師の質問に合わせて順番を変えられる単語メモが便利です。
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英語が得意なことと、初心者の話を引き出せることは別の力です。仕事の説明で詰まったとき、講師が簡単な質問に分けてくれるか、言い換えを一緒に考えてくれるかも大切なポイントです。
仕事の一場面を、次のレッスンの話題にしよう
仕事の出来事は、特別なニュースでなくても構いません。一つの場面を選び、「何があったか」「誰と・いつ」「気持ちと結果」「質問」の順に準備すれば、初心者でも会話を続けられます。
一日の出来事全般を練習したい方は英会話レッスンで今日一日について話す方法、最近の話題を準備する流れは英会話レッスンで最近の出来事を話す準備方法をご覧ください。ほかのテーマはフリートークで使える話題一覧、レッスン中の基本表現は英会話レッスンで使える英語表現一覧にまとめています。
自分の仕事をどこまで、どのような英語で説明すればよいか相談したい方は、体験レッスン・スクール案内もご覧ください。今の英語力に合わせて、話しやすい形を講師と一緒に整えられます。




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