英会話レッスンで講師から質問され、答えたい内容は頭に浮かんでいるのに、肝心の英単語が出てこないことはありませんか。黙ったまま単語を探していると、講師が「質問が分からなかったのかな」と別の説明を始め、ますます焦ってしまうこともあります。
そんなときは、まず Let me think.(ちょっと考えさせてください)で時間をつなぎましょう。それでも単語が出なければ、知っている簡単な英語で説明するか、最後に講師へ助けを求めれば会話を続けられます。この記事では、沈黙を恐れず「考えている」と伝え、その後の会話へつなぐ方法を紹介します。
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しゅみすけ
(大山俊輔)
単語を思い出すまで黙って待つより、Let me think. と一言出すだけで、講師には「質問は分かっていて、今答えを考えている」と伝わります。時間をつなぐ表現は、流暢に見せるためではなく、会話の主導権を手放さないための道具です。
「b わたしの英会話」創業者。約20年にわたり大人初心者の英会話を支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
結論:単語が出ないときは「つなぐ・説明する・助けを求める」
単語が思い出せないときは、次の3ステップで対応できます。
- 時間をつなぐ:Let me think.
- 簡単な英語で説明する:It’s a place where…
- 講師へ助けを求める:How do you say it?

最初から3ステップすべてを使う必要はありません。まずは Let me think. を口癖にし、少し待っても出なければ次へ進みましょう。
最初に覚えたい「少し考えさせてください」の英語
- Let me think.:ちょっと考えさせてください
- Just a moment.:少し待ってください
- Give me a second.:ちょっと待ってください
- How can I say this?:どう言えばよいでしょう
- What’s the word?:何という単語でしたっけ
初心者には Let me think. が最も使いやすい表現です。講師へ丁寧な許可を求めるというより、「今考えています」と自然に示せます。Give me a second. の second は厳密な1秒ではなく「少し」という感覚です。
Teacher: What did you do last weekend?
講師:先週末は何をしましたか?
Student: Let me think. I went to… What’s the word?
Teacher: A flea market?
Student: Yes, a flea market!
生徒:ええと、少し考えさせてください。私は……何という単語でしたっけ。
講師:フリーマーケットですか?
生徒:はい、フリーマーケットです。
“Well…”や“Umm…”は使ってもいい?
Well… や Umm… も、考えている間をつなぐ自然な音です。ただし、長く繰り返すと何をしたいのか講師に伝わりません。
- Well, let me think.:そうですね、少し考えさせてください
- Umm… I know it, but I can’t remember the word.:ええと、分かるのですが単語を思い出せません
- Let me try.:ちょっと言ってみます
つなぎ音だけで終わらず、短い文を一つ続けるのがポイントです。講師は待つべきか、助けるべきかを判断しやすくなります。
単語を知らなくても簡単な英語で説明する
単語が出ないときは、日本語の一語に対応する英単語を探し続ける必要はありません。「どんな人・物・場所か」を知っている基本語で説明してみましょう。
- It’s a person who…:それは〜する人です
- It’s a thing you use to…:それは〜するために使う物です
- It’s a place where…:それは〜する場所です
- It’s like…:それは〜のようなものです
- You use it when…:〜するときに使います
「図書館」が出てこない場合
It’s a place where you can read or borrow books.
本を読んだり借りたりできる場所です。
「体温計」が出てこない場合
It’s a thing you use to check your temperature.
体温を確認するために使う物です。
「同僚」が出てこない場合
It’s a person who works with me.
私と一緒に働いている人です。
この説明を聞けば、講師は Do you mean “colleague”?(colleagueという意味ですか?)のように候補を出してくれます。その単語を教えてもらうまでのやり取り自体が、英会話の練習になります。
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しゅみすけ
(大山俊輔)
約20年、初心者の方を見てきて感じるのは、「正しい単語を思い出せたか」より、「知らないままでも会話を動かせたか」のほうが実践では大切だということです。説明が途中で不完全になっても、講師との共同作業で言葉へたどり着けば十分です。
「b わたしの英会話」創業者。約20年にわたり大人初心者の英会話を支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
どうしても出ないときに講師へ助けを求める
- How do you say this in English?:これは英語で何と言いますか?
- What’s the word for this?:これは何という単語ですか?
- I can’t remember the word.:その単語を思い出せません
- Could you help me?:手伝ってもらえますか?
- Do you know what I mean?:私の言いたいことが分かりますか?
日本語の単語をそのまま言って講師へ訳してもらえるかは、講師の日本語力によります。まず簡単な英語で説明し、それでも難しければ助けを求める順番にすると、発話練習を確保できます。日本語を使う判断については、英会話教室で日本語を使ってもいい?も参考にしてください。
講師が助けてくれたあとの会話を続ける
単語を教えてもらったら、Thank you. だけで終わらず、その単語を使って自分の文を完成させましょう。
Student: It’s a person who works with me. What’s the word?
生徒:私と一緒に働いている人です。何という単語ですか?
Teacher: Do you mean “colleague”?
Student: Yes, colleague. I had lunch with my colleague.
Teacher: Great. Where did you go?
講師:colleagueのことですか?
生徒:はい、colleagueです。同僚と昼食を食べました。
講師:いいですね。どこへ行きましたか?
- 教えてもらった単語を繰り返す:Colleague.
- 自分の文へ戻す:I had lunch with my colleague.
- 会話を続ける:We went to an Italian restaurant.
新しい単語を一度発音し、自分の話へ戻すところまで行うと、単語だけを教わって終わるより記憶に残りやすくなります。
単語ではなく文全体が出ないとき
一語ではなく、言いたい英文全体を組み立てられない場合もあります。そのときは情報を小さく分けます。
- I went to Osaka.:大阪へ行きました
- It was for work.:仕事のためでした
- I stayed for two days.:2日間滞在しました
「大阪へ2日間の出張に行った」と一文で言えなくても、3つの短い文に分ければ伝わります。難しい単語を使わず説明する考え方は、英会話で言葉が出てこないのはなぜ?でも詳しく紹介しています。
レッスン前に準備する3行メモ
次のレッスン前に、次の3行だけノートへ書いて声に出しておきましょう。
- 時間をつなぐ:Let me think.
- 簡単に説明する型:It’s a person who…
- 助けを求める:How do you say this in English?
さらに、自分がレッスンで話しそうな「人・物・場所」を一つ選び、英単語を使わずに説明する練習をしておくと実践的です。講師の英語を聞き取れない場合の聞き返しは、講師の英語が聞き取れないときの対処法で確認できます。
会話中によく使う定型表現を場面別に確認したい方は、b-cafe.netの英語の定型表現一覧も役立ちます。
まとめ:単語を探し続けず、知っている英語で会話を動かす
単語が出ないときは、まず Let me think. で考えていることを伝えます。思い出せなければ It’s a person who… などの型で簡単に説明し、最後に How do you say this in English? と講師へ助けを求めましょう。
次のレッスンでは、単語が出ない瞬間を失敗だと思わず、まず一言だけ時間をつないでみてください。その数秒を自分で作れるようになると、焦って会話を手放さずに済みます。
レッスンで実際に試してみたい方へ
b わたしの英会話は、英語が初めて・久しぶりという大人女性のためのマンツーマン英会話教室です。言葉が止まったときも、講師と一緒に簡単な英語へ置き換えながら会話を続ける練習ができます。
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