英会話レッスンで講師の質問は聞こえたのに、「何について答えればよいのか分からない」と困ることがあります。そんなときは、推測で答え始める必要はありません。質問をもう一度言ってもらう、簡単な言葉へ言い換えてもらう、答えの例を一つ出してもらうの順で確認すると、会話へ戻りやすくなります。
質問を確認することも、英会話レッスンの大切な練習です。ここでは、大人初心者がその場で使える短い英語と、講師へ相談しておきたいことを紹介します。
先に結論|質問が分からないときは3段階で確認する
- もう一度聞く:音を聞き逃した可能性を確認する
- 言い換えを頼む:質問の単語や文の形を簡単にしてもらう
- 例を頼む:どのような内容を答える質問なのか見せてもらう
最初から長い英語を言おうとせず、次の一言だけでも十分です。
Could you say that again?
もう一度言っていただけますか?Could you rephrase the question?
質問を別の言い方にしていただけますか?Could you give me an example?
例を一つ挙げていただけますか?
しゅみすけ(大山俊輔)
質問を確認できる人は、レッスンを止めているのではありません。分からないまま進まず、自分が答えられる入口を講師と一緒に作っています。短い一言で十分です。
「b わたしの英会話」創業者。20年以上、大人の英会話初心者を見てきました。
なぜ講師の質問の意味が分からなくなるのか
質問が分からない原因は、英語力不足だけではありません。困り方を分けると、講師へ頼む内容も明確になります。
| 困り方 | 起きていること | 頼みたいこと |
|---|---|---|
| 音が聞き取れない | 単語の切れ目や発音を捉えられない | もう一度、ゆっくり言ってもらう |
| 単語が分からない | 質問に含まれる一語で止まる | その語の意味や簡単な言い換えを聞く |
| 質問の意図が分からない | 何について、どの範囲で答えるか判断できない | 例や選択肢を出してもらう |
| 答えを作れない | 質問は理解したが英語が出ない | 考える時間をもらい、短い答えから始める |
たとえば What do you usually do to unwind? と聞かれ、unwind が分からなければ、質問全体が難しく感じられます。講師が What do you do to relax? と言い換えれば、「リラックスするために普段何をしますか?」だと分かり、答えを考えられます。
英会話レッスン中に使える確認フレーズ
質問をもう一度聞きたいとき
Sorry, could you say the question again?
すみません、質問をもう一度言っていただけますか?
聞き逃しただけなら、まずこれで十分です。話す速度も速い場合は、英会話講師の話す速度が速いときの調整方法も参考にしてください。
簡単な英語へ言い換えてほしいとき
Could you ask me in a simpler way?
もう少し簡単な言い方で質問していただけますか?What does “unwind” mean here?
ここでの「unwind」はどういう意味ですか?
単語一つが原因なら、その語を示して聞くと講師も説明しやすくなります。単語の確認方法は、英単語の意味を講師に質問する方法で詳しく紹介しています。
質問の例や選択肢がほしいとき
Could you give me an example answer?
答えの例を一つ挙げていただけますか?Do you mean my work or my private life?
仕事のことですか、それとも私生活のことですか?Do you mean last weekend?
先週末のことですか?
例を頼むのは正解を教えてもらうためではなく、答える範囲をつかむためです。講師の例を聞いたあと、自分の内容へ置き換えます。
講師に質問を言い換えてもらう場面

講師が同じ質問を声量だけ上げて繰り返しても、単語や質問意図が分からない場合は解決しません。「もう一度」だけで変わらなければ、簡単な言葉・別の言い方・具体例のどれがほしいかを伝えましょう。
説明そのものが難しい場合は、英会話講師の説明が難しいときの英語へ進むと、簡単な言葉や文字で説明してもらう方法を確認できます。
短い会話例|分からないまま答えない
Teacher: What is something you have been putting off lately?
Student: Sorry, could you ask me in a simpler way?
Teacher: Is there something you need to do, but you haven’t done yet?
Student: Oh, I see. I need to organize my closet.
Teacher: Why have you been putting it off?
Student: Because it takes a long time.
最初の質問が分からなくても、言い換えてもらえば短い答えから会話を続けられます。すべてを日本語へ訳すより、講師の簡単な英語と例から質問の意図をつかむ練習になります。
レッスン前に講師へ伝えておくとよいこと
質問の意味が分からなくなることが多いなら、レッスンの最初に希望を共有しておきましょう。
If I don’t understand a question, could you rephrase it?
質問が分からないときは、別の言い方にしていただけますか?Examples help me understand questions.
例があると質問を理解しやすいです。
日本語で相談できる教室なら、スタッフへ「同じ文を繰り返すだけでなく、短い質問や例へ変えてほしい」と具体的に伝えても構いません。講師へ希望を伝えることもレッスンの一部です。
初心者が避けたい3つの行動
分かったふりをして答える
質問とずれた答えを続けると、会話の修正が難しくなります。分からないことを示すほうが、講師は必要な助けを出せます。
質問を一語ずつ日本語へ訳そうとする
訳している間に次の説明が始まり、かえって追いつきにくくなります。「いつ」「誰」「何について」だけ先に捉え、必要なら例を頼みましょう。
講師が悪い、自分が悪いと決めつける
質問の難しさは、その日の話題や語彙、講師の言い方でも変わります。相性の評価を急ぐ前に、言い換えや例で調整できるか試します。
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者を教える力には、同じ英語を繰り返すだけでなく、短く言い換えたり、答えやすい選択肢を出したりする力も含まれます。希望を伝えても状況が変わらないときは、スタッフへ相談してよい場面です。
「b わたしの英会話」創業者。20年以上、大人の英会話初心者を見てきました。
まとめ|質問の意味を確認してから短く答える
英会話講師の質問が分からないときは、もう一度聞く、簡単に言い換えてもらう、例や選択肢を頼む、の順で確認しましょう。質問を理解したあとは、一文だけでも答えれば会話を再開できます。
レッスン中の確認表現をまとめて準備したい方は、英会話レッスンで使える英語表現一覧もご覧ください。質問しやすい進め方を体験レッスンで確認するときは、講師が初心者の戸惑いをどう言い換え、支えてくれるかにも注目してみてください。




[…] 課題の手順は分かったものの、講師から聞かれた質問の内容が分からない場合は別の対処が必要です。その場合は、質問を簡単に言い換えたり、答えの例を頼んだりします。詳しくは英会話講師の質問の意味が分からないときの確認方法をご覧ください。 […]