英会話講師のプロフィールや紹介文を見て予約したのに、実際のレッスンが想像と違ったときは、1回だけで「紹介が間違っている」と決めず、期待した内容と実際に起きたことを分けて確認しましょう。紹介文の「初心者向け」「会話中心」「ビジネス対応」などは範囲が広く、受け取り方が異なる場合があります。
一方で、数回受けても紹介された得意分野が扱われない、希望を伝えても進め方が変わらない場合は、講師やスタッフへ確認し、予約する講師の変更を検討して構いません。
プロフィールと違うと感じやすい理由
- 「初心者向け」の具体的な意味が教室と自分で違う
- 初回はレベル確認や自己紹介が中心になる
- 得意分野を自動的に扱うのではなく、希望の共有が必要
- 紹介文が幅広く、すべてを毎回扱うわけではない
- 講師の進め方がプロフィール更新後に変わっている
たとえば「会話中心」を、教材を使わないフリートークと考える人もいれば、教材の例文を会話へ広げる進め方と考える講師もいます。言葉の印象だけでなく、実際の行動で確かめる必要があります。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
期待と実際を4項目で整理する

| 項目 | 期待したこと | 確認する事実 |
|---|---|---|
| 初心者対応 | 簡単な英語に言い換える | 説明の言葉、待つ時間、質問の難しさ |
| 会話中心 | 自分が多く話せる | 自分と講師の発話時間 |
| 得意分野 | 仕事や旅行の練習ができる | 扱った場面、教材、フィードバック |
| 丁寧な訂正 | 間違いを分かりやすく直す | 訂正の回数、タイミング、説明方法 |
「なんとなく違う」では相談しにくいため、レッスン後に一つか二つ事実をメモします。講師の態度を評価するのではなく、自分の学習に必要な行動があったかを確認しましょう。
1回で判断せず、何回確認する?
初回は自己紹介、レベル確認、教材説明が多くなり、通常の進め方が見えにくいことがあります。大きな問題がなければ、希望を伝えたうえで2〜3回ほど確認すると判断材料が増えます。
- 1回目:通常の進め方と話しやすさを見る
- 2回目:具体的な希望を一つ伝える
- 3回目:希望が反映されたか、変化を見る
ただし、不適切な発言や強い威圧感など、安心して受けられない問題がある場合は、回数を重ねずスタッフへ相談して構いません。
講師へ希望を伝える相談例
「プロフィールで初心者向けと拝見しました。考える時間をもう少し長く取っていただけますか?」
「会話中心のレッスンを希望しています。今日は私が答える時間を少し増やせますか?」
「旅行英会話が得意と拝見しました。次回、ホテルでの会話を練習できますか?」
プロフィールを根拠に責めるのではなく、紹介文を見て期待した内容と、次回してほしい行動を伝えます。講師が紹介文を作成していない場合もあるため、変更できることに焦点を当てましょう。
スタッフへ確認したいこと
- 紹介文の「初心者向け」「得意」の基準
- 希望する内容に対応できる講師か
- 初回と通常回で進め方が違うか
- プロフィールの情報が現在も有効か
- 別の講師を試せる仕組みがあるか
相談時には、プロフィールの文言、受講日、期待したこと、実際に困った場面、次回希望する調整を共有します。紹介文の修正が必要かどうかは教室側が判断するため、生徒は自分のレッスンをどう調整したいかを中心に伝えれば十分です。
同じ講師を続けてよい場合
- 期待との差について理由を説明してもらえた
- 希望を伝えた次のレッスンで調整された
- プロフィール以外の部分で学びやすさがある
- 目標に必要な練習を具体的に提案してくれる
最初の印象が違っても、話し合いによって進め方が合えば、プロフィール以上に信頼できる関係になることがあります。
別の講師を試した方がよい場合
- 紹介内容と実際の差を尋ねても説明がない
- 具体的な希望を伝えても何度も反映されない
- 得意分野として紹介された内容に対応できない
- 別の講師や教材などの代替案が出ない
- 予約のたびに同じ不安を感じる
講師変更は、プロフィールが正しいかを争うためではなく、自分に合うレッスンを探すための調整です。一度別の講師を試し、実際の発話量や説明方法を比較すると判断しやすくなります。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
初心者が避けたい考え方
紹介文の言葉を一つの意味に決めつける
「優しい」「丁寧」「会話中心」は人によって意味が違います。自分が必要とする行動へ言い換えて確認しましょう。
期待と違っても何も伝えない
講師は、生徒がどの紹介文に期待して予約したかを知らない場合があります。短く具体的に伝えることで改善できることがあります。
プロフィールだけで次の講師を選び続ける
次回は紹介文だけでなく、体験後のメモやスタッフの説明も使いましょう。自分に合った待ち方、訂正、発話量を基準にすると選びやすくなります。
紹介文は入口、判断は実際のレッスンで
プロフィールと実際が違うと感じたら、期待した内容と事実を整理し、一つ具体的な希望を伝え、次の2〜3回で変化を確認します。それでも差が続く場合は、スタッフに説明を求め、別講師を試しましょう。
講師を選ぶ基準全体は英会話教室の講師はどう選ぶ?、得意分野そのものが目的と合わない場合は講師の得意分野と自分の目的が合わないときをご覧ください。相談後も合わない場合は、英会話講師との相性が合わないときの確認ポイントも参考になります。
体験レッスンでは、プロフィールにある抽象的な言葉を、自分が希望する具体的な行動へ置き換えて尋ねてみましょう。「初心者向けですか」だけでなく、「答えるまで待ってもらえますか」「旅行のロールプレイができますか」と確認すると、入会後の差を減らせます。
講師選び・相性・レッスン調整の悩みをまとめて確認する方は、英会話講師との相性・レッスン調整ガイドをご覧ください。




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