英会話レッスンで教材を音読するとき、知らない単語で止まったり、発音に自信がなくて声が小さくなったりすることがあります。講師を待たせているように感じても、焦って読み飛ばす必要はありません。
止まった単語を示す、講師に一度読んでもらう、短いまとまりに区切るの3段階で進めれば、初心者でも音読を会話練習へつなげられます。
先に結論|読めない単語は止めて確認してよい
How do you pronounce this word?
この単語はどのように発音しますか?Could you read this sentence first?
この文を先に読んでいただけますか?Could we read it in short parts?
短く区切って読んでもよいですか?
単語一つなら指差しながら This word? と尋ねるだけでも構いません。講師の見本を聞いたら、同じ箇所を一度声に出してから続きを読みます。
しゅみすけ(大山俊輔)
音読で止まること自体は失敗ではありません。読めなかった音をその場で確認し、自分でも一度言えたなら、レッスンで新しいことを一つ持ち帰れています。
「b わたしの英会話」創業者。20年以上、大人の英会話初心者を見てきました。
音読でつまずく主な理由
| つまずき方 | レッスン中の対処 |
|---|---|
| 単語の読み方が分からない | 単語を指し、講師に発音してもらう |
| 文が長くて息が続かない | 意味のまとまりごとに線を入れる |
| 文字と聞こえる音が違う | 講師のあとに短く繰り返す |
| 間違えるのが恥ずかしい | 一文全部ではなく数語から読む |
| 読むだけで意味が入らない | 読み終えたあと内容を一言で確認する |
発音だけ、意味だけ、緊張だけと決めつけず、どこで止まったかを見分けると講師へ頼みやすくなります。
読めない単語を講師へ確認する英語
I’m not sure how to pronounce this word.
この単語の発音がよく分かりません。Could you say it slowly?
ゆっくり言っていただけますか?Could you say it one more time?
もう一度言っていただけますか?Where is the stress?
どこを強く読みますか?
一度聞いて終わらず、講師のあとに自分でも言い、Like this?(このような感じですか?)と確認します。つづりも確認したい場合は、英会話レッスンで単語のスペルを聞く方法も役立ちます。
講師に先に読んでもらう方法
Could you read it first?
先に読んでいただけますか?Could I repeat after you?
先生のあとに続いて言ってもよいですか?Could you read just this part?
この部分だけ読んでいただけますか?
長い段落を全部読んでもらうより、止まった一文や数語だけを見本にしてもらいます。講師の音を聞きながら文字を目で追い、その直後に真似すると、音とつづりを結びつけやすくなります。
英文を短く区切って読む

長い英文は、一語ずつではなく意味のまとまりで区切ります。
I went to the station / after work / to meet my friend.
スラッシュごとに一度止まり、最初は短い部分だけ読みます。慣れたら二つ、最後に一文全体をつなげます。
Where should I pause?
どこで区切ればよいですか?Could you mark the pauses?
区切る場所に印をつけていただけますか?
区切りは息継ぎだけでなく、文の意味を整理する助けにもなります。ただし、細かな発音規則や音の仕組みを基礎から学び直す場合は、レッスン中の応急処置とは分けて学習時間を取ります。
短い会話例|読めない単語で止まったとき
Student: I visited a… Sorry, how do you pronounce this word?
Teacher: “Museum.” Listen: museum.
Student: Museum. Like this?
Teacher: Yes. Try the sentence again.
Student: I visited a museum with my sister.
Teacher: Great. What did you see there?
発音を確認した後、同じ文を読み直し、内容についての会話へ移っています。音読だけでレッスンを終わらせないことがポイントです。
音読を会話練習へつなげる3つの質問
文章を読んだ後、次のどれか一つを使って内容を自分へ引き寄せます。
- Do you agree?(あなたは同意しますか?)
- Have you had a similar experience?(似た経験がありますか?)
- What would you do?(あなたならどうしますか?)
講師から質問されたら、教材の表現を一つ借りて短く答えます。音読の目的を「きれいに読むこと」だけにせず、内容を使って話すところまで進めると英会話レッスンらしい練習になります。
講師へ音読の進め方を相談する
毎回長い文章を突然読まされることが負担なら、レッスンの最初に希望を伝えます。
Could you give me a moment to read silently first?
先に黙読する時間を少しいただけますか?Please correct only the important pronunciation mistakes.
重要な発音の間違いだけ直してください。I’d like to practice one sentence at a time.
一文ずつ練習したいです。
音読前の黙読、訂正する量、文章の長さを調整すると、緊張が減りやすくなります。講師へ希望を伝えることもレッスンの一部です。
初心者が避けたい音読の受け方
発音が分からないまま小声で読み切る
最後まで進むことより、読めない箇所を一つ確認するほうが次回に残ります。
一語ずつ同じ強さで読む
長い文ほど意味がつかみにくくなります。短いまとまりを作り、重要な語を中心に読みます。
すべての間違いを直してもらう
訂正が多すぎると内容や会話へ進めません。意味が伝わりにくくなる音、今回の重要語、自分が繰り返し間違える音を優先します。
音読だけで満足する
読み終えたら、内容への感想や自分の経験を一文だけ話しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
英語が得意なことと、初心者の音読を支えることは別の力です。訂正で何度も止めるだけでなく、見本を示し、区切りを作り、最後に会話へ戻してくれる講師かも見てみましょう。
「b わたしの英会話」創業者。20年以上、大人の英会話初心者を見てきました。
まとめ|一度聞き、短く区切り、会話へ戻る
英会話レッスンの音読でつまずいたら、読めない単語を指し、講師に一度見本を頼み、短いまとまりで繰り返します。確認後は一文を読み直し、内容について短く話して会話へ戻りましょう。
レッスン中に使える確認表現をまとめて準備したい方は、英会話レッスンで使える英語表現一覧もご覧ください。講師の説明や見本が難しい場合は、講師へ簡単な説明を頼む方法も参考になります。




[…] 音読そのものにつまずく場合は、英会話レッスンの音読でつまずくときの対処法も参考になります。講師の説明や体験談が長くて発話時間が足りない場合は、講師が話しすぎて自分が話せないときの伝え方へ進んでください。教材の進行自体が速い場合は、教材の進み方が速すぎるときの相談方法が近い悩みです。 […]