英会話レッスンで教材を開いたものの、講師から「何をするように言われたのか」が分からず、周りの様子を見たり、とりあえず問題を解き始めたりすることがあります。
そんなときは、全部の説明を聞き直す必要はありません。どのページか、どの問題か、読むのか書くのか、一人で行うのか講師と行うのかを一つずつ確認すれば、すぐ課題へ戻れます。
先に結論|まず「私は何をすればよいですか?」と確認する
What should I do?
私は何をすればよいですか?Could you show me what to do?
何をするのか見せていただけますか?
この2つだけでも十分です。講師に教材の該当箇所を指してもらい、最初の一問を一緒に行えば、長い説明を理解できなくても進め方をつかめます。
しゅみすけ(大山俊輔)
レッスンの指示を確認することは、英語ができない証拠ではありません。実際の仕事や旅行でも、分からない手順を確認する力は大切です。まず一つ目を一緒にやってもらいましょう。
「b わたしの英会話」創業者。20年以上、大人の英会話初心者を見てきました。
講師の指示が分からなくなる4つの理由
| 困っている点 | 確認したいこと |
|---|---|
| 場所が分からない | ページ、問題番号、教材のどの部分か |
| 動作が分からない | 読む、書く、聞く、選ぶ、繰り返すのどれか |
| 進め方が分からない | 一人で行うか、講師と交互に行うか |
| 範囲が分からない | 何問行うか、どこまで続けるか |
講師の英語が速かった場合だけでなく、教材で使われる fill in the blanks、read aloud、role-play などの指示語に慣れていない場合もあります。すべてを覚えてから受講する必要はありません。
レッスンの場所を確認する英語
Which page are we on?
何ページですか?Which exercise should I do?
どの問題をすればよいですか?Do you mean number three?
3番という意味ですか?From here to here?
ここからここまでですか?
教材を指しながら This one?(これですか?)と聞くだけでも通じます。長い英文を作るより、指差しと短い確認を組み合わせるほうが確実です。
読む・書く・答えるを確認する英語
Should I read it aloud?
声に出して読みますか?Should I write the answers?
答えを書きますか?Should I choose one?
一つ選びますか?Should I repeat after you?
先生のあとに続いて言いますか?
Should I …? の後ろへ、自分が予想した動作を置くと確認できます。動詞が出なくても、教材を指して Do I write or speak?(書きますか、それとも話しますか?)のように二択で聞けます。
一人で行うか講師と行うかを確認する
Should I do this by myself?
これは一人で行いますか?Do we do this together?
これは一緒に行いますか?Am I A or B?
私はAとBのどちらですか?Who goes first?
どちらが先ですか?
ロールプレイでは、自分の役と開始位置が分からないことがあります。役割を確認したら、最初の一往復だけ講師に見本を頼むと安心です。
最初の一問を見せてもらう

Could we do the first one together?
最初の一問を一緒にしていただけますか?Could you give me an example?
例を一つ見せていただけますか?
見本を頼むのは答えを教えてもらうためではなく、課題の手順を確認するためです。見本の後に Okay, I’ll try the next one.(では、次をやってみます)と言えば、自分の練習へ移れます。
短い会話例|教材の進め方を確認する
Teacher: Please work on exercise four and discuss your answers with me.
Student: Sorry, which exercise?
Teacher: Exercise four, at the bottom of the page.
Student: This one?
Teacher: Yes. Please choose one answer and tell me why.
Student: Should I write it first?
Teacher: You can make a short note, then tell me your answer.
一度に全部を確認せず、「場所」から「動作」へ順番に聞いています。最後に自分の言葉で確認すると、勘違いを防げます。
質問の意味が分からない場合との違い
課題の手順は分かったものの、講師から聞かれた質問の内容が分からない場合は別の対処が必要です。その場合は、質問を簡単に言い換えたり、答えの例を頼んだりします。詳しくは英会話講師の質問の意味が分からないときの確認方法をご覧ください。
また、説明全体が難しい場合は、講師へ簡単な言葉や具体例を頼む方法も役立ちます。
レッスン前に講師へ相談しておく方法
指示で止まることが多いなら、最初に次の希望を伝えておきましょう。
Could you show me an example before each exercise?
各問題の前に例を見せていただけますか?Please give me one instruction at a time.
指示を一つずつ出してください。
日本語で相談できるスタッフには、「教材の指示を短く区切り、最初の一問を一緒にしてほしい」と伝えます。「もっと分かりやすく」だけでなく、希望する助け方まで伝えるのがポイントです。
初心者が避けたい行動
周りや講師の動きだけを見て推測する
偶然進められても、次の課題でまた止まりやすくなります。一度、短く確認するほうが次から自分で動けます。
分からないまま答えを書き始める
音読課題なのに書く、会話練習なのに黙って解くなど、練習の目的が変わる場合があります。最初に動作を確かめましょう。
指示文をすべて日本語へ訳そうとする
必要なのは完全な翻訳ではなく、次に行う動作です。教材の場所と「読む・書く・話す」のどれかが分かれば始められます。
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者指導が上手な講師は、説明を増やすだけでなく、指差しや見本を使って『次に何をするか』を見せられます。毎回同じところで止まるなら、受講者の努力だけでなくレッスン設計も調整しましょう。
「b わたしの英会話」創業者。20年以上、大人の英会話初心者を見てきました。
まとめ|場所・動作・相手・範囲を一つずつ確認する
英会話講師の指示が分からないときは、教材の場所、行う動作、一人か一緒か、どこまで行うかを分けて確認します。迷ったら What should I do? と聞き、最初の一問を見せてもらいましょう。
教室で使う確認表現をまとめて準備したい方は、英会話レッスンで使える英語表現一覧も参考にしてください。体験レッスンでは、初心者が止まったときに講師が説明を短く区切り、見本を示してくれるかも確認できます。




[…] 板書だけが見えにくいなら、席を動かさず、文字を大きく書いてもらったり、手元の教材を指してもらったりする方法もあります。講師の指示そのものが分からない場合は、英会話講師の指示が分からないときの確認方法も参考にしてください。 […]