英会話教室へ通っていると、「自分は本当に上達しているのかな」と気になることがあります。しかし、講師にAm I improving?(上達していますか)とだけ聞いても、「Yes, you are.」で終わり、具体的な変化が分からないことがあります。
上達度を確認するときは、発話・聞き取り・習った表現の再利用・会話の立て直し・次の課題に分けて質問するのがコツです。
この記事では、大人の英会話初心者が講師へ上達度を聞くタイミング、確認したい5項目、使える英語フレーズ、回答を次の目標へつなげる方法を解説します。
英会話の上達度は講師に聞いてもいい?
もちろん聞いて構いません。むしろ、自分だけでは気づきにくい変化を知るために、定期的な確認は役立ちます。
講師は、返答までの時間、理解できる質問の幅、同じ間違いの減少、会話を続ける力などをレッスン中に観察しています。ただし、教室や講師によっては、受講者から尋ねなければ詳しい進捗説明がない場合もあります。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
上達度を聞くおすすめのタイミング
| タイミング | 確認すること |
|---|---|
| 開始から約1か月 | 教室や講師に慣れ、何が最初の課題か |
| 2〜3か月ごと | 前回から変わった点と次の重点 |
| 目標や生活が変わったとき | 旅行・仕事など新しい目的への調整 |
| 伸び悩みを感じたとき | 正常な停滞か、内容調整が必要か |
| 更新・継続を考える前 | 今後も同じ学び方を続けるか |
毎回尋ねる必要はありません。月単位の自己評価と、数か月ごとの講師評価を組み合わせると変化を追いやすくなります。
講師に確認したい5つの項目

1.発話:自分から話せる量と幅
- 短い答えに理由や具体例を足せるようになったか
- 以前より早く話し始められるか
- 扱える話題が増えたか
Am I speaking more than before?
以前より話せる量は増えていますか。
2.聞き取り:質問を理解する力
- 講師の質問の要点をつかめているか
- 繰り返してもらう回数が減ったか
- 少し長い説明にも対応できているか
Has my listening improved?
聞き取りは上達していますか。
3.再利用:習った表現をもう一度使えるか
新しい単語を知った数だけでなく、前回の表現を別の話題で使えたかを聞きます。
Am I using the expressions I learned?
習った表現を使えるようになっていますか。
4.会話の立て直し:分からないときに対応できるか
聞き返す、確認する、簡単な言葉へ言い換えるなど、会話を止めずに対応する力も上達です。
Am I getting better at keeping the conversation going?
会話を続けるのが上手になっていますか。
5.次の目標:今後1つだけ集中すること
最後に、次の期間で優先する課題を1つ聞きます。
What should I focus on next?
次は何に集中すればよいですか。
講師から具体的な答えを引き出す質問フレーズ
- What has improved since I started?
始めた頃から何が上達しましたか。 - What am I doing well now?
今、うまくできていることは何ですか。 - What is my biggest challenge?
一番大きな課題は何ですか。 - Could you give me an example?
具体例を挙げてもらえますか。 - What should I practice before the next lesson?
次のレッスンまでに何を練習すればよいですか。
英語で言うのが難しい場合は、日本語対応スタッフやカウンセラーがいる教室なら日本語で相談しても問題ありません。大切なのは英語で質問することではなく、具体的な観察を得ることです。
講師の評価と自分の実感が違うときは?
講師は上達していると言うが、自分では感じない
「どのレッスンの、どの場面で変化が見えたか」を尋ねましょう。返答時間や聞き返し回数など、小さな変化を自分が見落としている可能性があります。
自分では話せるようになったが、講師の評価は慎重
話せる量は増えても、正確さや話題の幅が次の課題になっているかもしれません。良くなった点と次の課題を分けて確認します。
講師によって評価が違う
講師ごとに重視する点は異なります。「旅行で困らない」「仕事で意見を説明する」など、自分の目的を共通の基準にしましょう。目的の伝え方は英会話講師へ学習目的を伝える方法で詳しく解説しています。
聞いた内容を次の1か月の目標に変える
講師から複数の助言をもらっても、次に取り組むのは1つで十分です。
| 講師のコメント | 1か月の行動目標 |
|---|---|
| 答えが短い | 毎回、理由を1文足す |
| 過去形が不安定 | 週末の出来事を過去形3文で話す |
| 聞き返さず黙る | 聞き返し表現を毎回1度使う |
| 習った語彙が定着しない | 前回の表現を次回2つ再利用する |
受け取った助言を実践へ変える方法は、英会話講師のフィードバックを上達につなげる4ステップも参考にしてください。
簡単な進捗確認メモを残そう
- できるようになったこと
- まだ助けが必要なこと
- 次の1か月で試すこと
- 講師にお願いすること
この4項目を数か月ごとに残すと、教室を続けるか、レッスン内容を変えるかを感覚だけで判断せずに済みます。自分での振り返りには英会話の上達を月単位で振り返る方法を使えます。
しゅみすけ<br>(大山俊輔)
まとめ:上達度は5項目に分けて具体的に聞く
英会話講師に上達度を聞くときは、「上達していますか」だけでなく、発話・聞き取り・再利用・会話の立て直し・次の目標に分けて質問しましょう。
良くなった点と次に集中する点を1つずつ確認し、1か月後に再び振り返れば、英会話教室での成果が見えやすくなります。伸びが見えない状態が続く場合は、英会話の停滞期を抜け出す方法もあわせてご覧ください。




[…] 「上手になった」という抽象的な言葉を、返答が速くなった・文が長くなった・聞き返しが減ったといった観察可能な変化へ変えるのがポイントです。講師への詳しい聞き方は、英会話講師に上達度を聞く方法でも整理しています。 […]