英会話講師のフィードバックを上達につなげる方法|初心者向け4ステップ

英会話講師とフィードバックを確認する大人女性

英会話レッスンで講師から訂正やアドバイスをもらっても、「その場では分かったのに、次のレッスンでは元に戻ってしまう」と感じることはありませんか。

フィードバックは、受け取っただけでは上達につながりません。大切なのは、一度に全部直そうとせず、次に試すことを1つ選び、実際に言い直すことです。

この記事では、大人の英会話初心者が講師のフィードバックを整理し、次の発話と上達確認につなげる方法を解説します。

英会話講師のフィードバックには4種類ある

種類 次にすること
文法 時制・語順・冠詞など 訂正文を短くして言い直す
語彙・自然さ より自然な単語や表現 自分の話題で例文を作る
発音 音・アクセント・リズム 講師の後に数回まねる
会話の進め方 理由を足す・質問を返す 次の会話で行動として試す

初心者ほど文法の間違いだけに目が向きますが、「質問に一文で終わらず理由を足せた」「分からないときに確認できた」といった助言も重要です。

しゅみすけ<br>(大山俊輔)

フィードバックは間違いの通知表ではありません。次の会話を少し楽にするための材料です。良かった点も講師に聞くと、自分の成長が見えやすくなります。

フィードバックが上達につながらない5つの理由

1.指摘を全部メモして満足してしまう

情報が多いほど、復習時に何から手を付けるか分からなくなります。記録量と上達量は同じではありません。

2.正しい答えを見ただけで終わる

訂正文を理解できても、口から出せるとは限りません。最低一度は声に出して言い直す必要があります。

3.講師の例文が自分の話になっていない

一般的な例文は理解しやすくても、実際の会話で使う場面が浮かびにくいものです。自分の仕事、休日、家族などに置き換えましょう。

4.毎回違う課題に取り組んでいる

前回の指摘を試す前に新しい内容へ進むと、知識が積み上がっても使える表現が定着しません。

5.良かった点を確認していない

間違いだけを記録すると、伸びていないように感じやすくなります。できたことも成果測定の材料です。

フィードバックを活かす4ステップ

英会話講師の助言から一つ選び次の発話で試す流れ
受け取る、1点選ぶ、言い直す、次回もう一度使う流れを作ります。

ステップ1.指摘の意味を確認する

分かったふりをせず、何が変わったのかを確認します。

  • What should I change?(何を変えればよいですか)
  • Could you say that again slowly?(もう一度ゆっくり言ってもらえますか)
  • Is this more natural?(こちらのほうが自然ですか)

ステップ2.次に試す項目を1つ選ぶ

優先するのは、よく使う表現、同じ間違いを繰り返す箇所、会話を止めている原因のいずれかです。細かなミスをすべて直すより効果を確認しやすくなります。

ステップ3.その場で言い直す

講師の訂正文を読むだけでなく、元の質問にもう一度答えます。可能なら単語を一部替え、別の一文も作ってみましょう。

ステップ4.次回の冒頭で再利用する

前回選んだ表現を、次回の近況報告などで意図的に使います。「思い出せた」「助けがあれば使えた」「まだ出なかった」の3段階で記録すれば十分です。

レッスンノートには3項目だけ残す

  • できたこと:理由を一文足せた
  • 直すこと:過去の話で現在形を使った
  • 次回試すこと:becauseを使って答える

詳しいメモの作り方は、英会話レッスンのノートの取り方も参考にしてください。復習するときは、英会話レッスンの復習方法と組み合わせると流れを作りやすくなります。

講師からフィードバックが少ないときの頼み方

講師によって、会話を止めず最後にまとめて訂正する人と、その場で細かく訂正する人がいます。自分に合う方法を具体的に伝えましょう。

  • Could you correct my biggest mistake today?
    今日の一番大きな間違いを直してもらえますか。
  • Could you tell me one thing I did well?
    良かった点を1つ教えてもらえますか。
  • Please correct me after I finish speaking.
    話し終わってから訂正してください。
  • Could you write the corrected sentence?
    訂正文を書いてもらえますか。

訂正の量やタイミングが合わない場合は、英会話講師に間違いを直してもらう頼み方もあわせて確認してください。

1か月後は「間違いの数」より再利用を確認する

間違いがゼロになったかではなく、次の変化を見ます。

  • 同じ場面で訂正された表現を思い出せた
  • 講師の助けなしで言い直せた
  • 別の話題にも表現を応用できた
  • 自分から確認や質問ができた

月末には、英会話の上達を月単位で振り返る4項目にフィードバックの再利用回数を加えると、成果が見えやすくなります。

しゅみすけ<br>(大山俊輔)

毎回1つでも「前回より楽にできたこと」があれば、それは立派な成果です。指摘の数ではなく、次の会話で使えた数を増やしていきましょう。

まとめ:フィードバックは次の発話までつないで完成

講師のフィードバックは、受け取った時点ではまだ材料です。意味を確認し、優先項目を1つ選び、その場で言い直し、次回もう一度使うことで上達につながります。

もし指摘を実践しても伸びを感じにくい状態が続くなら、英会話の停滞期を抜け出す方法も確認し、レッスン内容や難易度を講師と相談してみてください。

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