仕事や家事が忙しく、英会話レッスンの予習ができないまま当日を迎えることはあります。「何も準備していないのに受けてよいのかな」「講師にがっかりされそう」と心配になる方もいるでしょう。
しかし、予習できなかったことは隠す必要も、長く謝る必要もありません。レッスンの最初に事実を短く伝え、今日できる練習を講師と決めれば大丈夫です。
この記事では、予習していないことを講師へ伝える短い英語、理由や希望の加え方、準備ゼロでもレッスン時間を活かす具体策を紹介します。
先に結論|「できなかった+今日はこうしたい」を伝える
もっとも使いやすい表現は次の一文です。
I couldn’t prepare for today’s lesson.
今日のレッスンの予習ができませんでした。
さらに、今日の希望を一つ加えます。
- Could we review the last lesson first?
最初に前回のレッスンを復習できますか? - Could you give me a few minutes to look over this page?
このページに目を通す時間を少しいただけますか? - Could we do conversation practice today?
今日は会話練習をできますか?
「予習できなかった」で話を終えず、代わりに何をしたいかを伝えると、講師はその日のレッスンを調整しやすくなります。
予習していないことを伝える基本フレーズ
まったく準備できなかったとき
I’m sorry, I didn’t have time to prepare.
すみません、予習する時間がありませんでした。
I haven’t prepared for this lesson.
このレッスンの予習をしていません。
少しだけ確認したとき
I only had time to look at the first page.
最初のページを見る時間しかありませんでした。
I read the lesson, but I didn’t finish the exercises.
教材は読みましたが、練習問題は終わっていません。
どこを予習すべきか分からなかったとき
I wasn’t sure which part to prepare.
どの部分を予習すればよいか分かりませんでした。
Could you show me what to prepare next time?
次回は何を予習すればよいか教えていただけますか?
自分の状態に一番近い一文を選べば十分です。すべてを覚える必要はありません。

しゅみすけ
(大山俊輔)
予習不足を謝り続けるより、今の状態を講師へ伝えて、今日の練習を一緒に決める方がレッスンは動き出します。希望を伝えることも、大人初心者にとって大切な会話練習です。
「b わたしの英会話」創業者。大人初心者の英会話を20年以上支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
理由は短く伝えれば十分
講師から理由を詳しく求められるとは限りません。自分から伝える場合も、次のような短い説明で十分です。
- I was busy with work.
仕事で忙しかったです。 - I wasn’t feeling well.
体調がよくありませんでした。 - I had a busy week.
忙しい一週間でした。 - I had some family matters to take care of.
家族の用事がありました。
詳しく話したくない場合は、理由を言わずにI couldn’t prepare this time.だけでも問題ありません。レッスンの目的は事情の説明ではなく、今ある時間を会話練習へ使うことです。
レッスン開始時に確認したい3つのこと
今日扱う範囲
Which page are we working on today?
今日はどのページを扱いますか?
予習範囲を勘違いしている場合もあるため、最初に教材とページを確認します。
最初に準備時間を取れるか
Can I take three minutes to read this first?
最初に3分ほど読んでもよいですか?
短い黙読時間をもらえるだけで、話す内容を一つ準備できます。
今日の到達点
What should I focus on today?
今日は何に集中すればよいですか?
全部を終わらせようとせず、「質問に一文で答える」「新しい表現を一つ使う」など小さな目標を決めます。
準備ゼロの日に選べる5つのレッスン方法
前回のレッスンを復習する
前回のノートや講師からの訂正を見直し、同じ質問へもう一度答えます。新しい範囲へ無理に進まない選択も有効です。
教材を数分読んでから始める
見出し、太字、最初の質問だけを確認します。すべて理解するのではなく、話題をつかむことが目的です。
講師に質問してもらう
Could you ask me some simple questions about this topic?
このテーマについて簡単な質問をしていただけますか?
講師の質問に短く答えれば、準備した原稿を読むのとは違う即興練習になります。
身近な話題でフリートークする
今日の出来事、週末、仕事、天気など、自分が話しやすい題材を選びます。ただし、毎回フリートークへ逃げるのではなく、その日の代替案として使います。
次回の予習方法を一緒に決める
最後の数分で、ページ、音声、質問、準備する一文を具体的に確認します。予習量を小さくすれば、次回は着手しやすくなります。
初心者向けの短い会話例
Student: I’m sorry, but I couldn’t prepare for today’s lesson.
生徒:すみません、今日のレッスンの予習ができませんでした。
Teacher: That’s okay. Would you like to review first?
講師:大丈夫です。最初に復習しますか?
Student: Yes, please. Could we review the last lesson for ten minutes?
生徒:はい、お願いします。10分ほど前回のレッスンを復習できますか?
Teacher: Sure. Then we can start the new page.
講師:もちろんです。そのあと新しいページを始めましょう。
Student: Thank you. Please tell me what to prepare for next time.
生徒:ありがとうございます。次回の予習内容も教えてください。
しゅみすけ
(大山俊輔)
予習できない日が時々あるのは自然です。ただ、毎回同じ状態になるなら、意志の問題にせず、予習量や教材の難しさを講師と調整しましょう。続けられる小ささにすることもレッスン設計です。
「b わたしの英会話」創業者。大人初心者の英会話を20年以上支援し、英語系YouTuber「しゅみすけ」としても発信しています。
初心者が避けたい4つの行動
予習していないから欠席する
体調や事情に問題がなければ、準備不足だけを理由に休む必要はありません。詳しくは英会話の予習ができない日はレッスンを休むべき?でも紹介しています。
分かったふりをして教材を進める
講師が予習済みだと思って進めると、質問の難易度や進行速度が合わなくなります。最初に一言伝えましょう。
長く謝って発話時間を減らす
謝罪は一度で十分です。その後は「今日は何を練習するか」へ切り替えてください。
完璧な予習方法を作ろうとする
毎回30分を確保できないなら、見出しを見る、質問への答えを一文だけ考えるなど、5分以下でも始められる形にします。
予習できない日が続くときに講師へ相談すること
- 予習の必須範囲と、余裕があるときの追加範囲を分ける
- 教材の難易度が今のレベルに合っているか確認する
- 毎回準備する一文や質問を一つだけ決める
- レッスン内で準備時間を取れるか相談する
- 復習中心の日と新しい範囲へ進む日を分ける
マンツーマンレッスンの予習と復習の基本は、マンツーマン英会話の予習・復習は何をすればいい?も参考になります。
次回の予習を小さく決める英語
- Which page should I prepare?
どのページを予習すればよいですか? - Do I need to listen to the audio?
音声を聞く必要がありますか? - Should I answer these questions before the lesson?
レッスン前にこの質問へ答えておくべきですか? - What is the most important part?
一番大切な部分はどこですか?
レッスン内で使える確認表現全体は、英会話レッスンで使える英語表現一覧から確認できます。
まとめ|準備不足を伝えて、今日できる練習へ切り替えよう
予習していないことを伝える基本表現は、I couldn’t prepare for today’s lesson.です。そのあとに、復習したい、数分読みたい、会話練習をしたいなど、希望を一つ伝えます。
予習はレッスンを活かす助けになりますが、予習できなかった日のレッスンが無意味になるわけではありません。今の状態を講師へ共有し、限られた時間で何を練習するか決める。そのやり取り自体が、英会話教室で身につけたい実践的なコミュニケーションです。




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