英会話レッスンで途中から話題が分からなくなったときは、分かったふりで相づちを続けるより、いったん止めて「誰の話か・いつの話か・何について話しているか」の一つを確認するほうが早く会話へ戻れます。すべてを最初から説明してもらう必要はありません。
英会話レッスンで話題を見失ったらどうする?
まずは短く、今の話についていけていないことを伝えます。
- Sorry, I lost track.
すみません、話の流れを見失いました。 - What are we talking about now?
今は何について話していますか。 - Are we still talking about your trip?
まだ先生の旅行について話していますか。 - Who are you talking about?
誰について話していますか。 - Is this about last weekend?
これは先週末の話ですか。
初心者は完璧な質問文を作ろうとしなくて大丈夫です。Your trip?、Last weekend?のように、候補を短く確認するだけでも講師は意図をくみ取れます。
なぜ会話の途中から分からなくなるのか
単語を一つ聞き逃したことだけが原因とは限りません。英会話では、話題が次のように少しずつ移動します。
- 旅行の話から、旅行中に会った友人の話へ変わった
- 先週末の出来事から、来月の予定へ変わった
- 講師自身の話から、講師の家族の話へ変わった
- 教材の例から、受講者自身への質問へ変わった
一文ずつは聞こえていても、主語や時間が切り替わった瞬間を逃すと、内容のつながりが分からなくなります。この場合、同じ英文をもう一度聞くだけでは解決しないことがあります。
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(大山俊輔)
20年以上教室を運営していると、単語は聞こえているのに話の登場人物が入れ替わって迷う方をよく見ます。英語力不足と決めつけず、まず「誰の話ですか」と確認してみてください。
女性限定・初心者専門の英会話教室を20年以上運営
人物・時間・話題の3点を確認する

1.誰の話かを確認する
Who are you talking about?と聞き、講師本人、友人、同僚、家族など登場人物を確定します。名前が聞き取れなかったときは、Your friend?のように候補を示しても構いません。
2.いつの話かを確認する
過去の出来事か、現在の習慣か、将来の予定かを確認します。Was that last year?、Is this your plan for next month?のように、聞こえた時間をそのまま候補にします。
3.何について話しているかを確認する
Are we talking about work or travel?のように二つの候補を出すと、長い説明を求めずに軌道修正できます。何も候補が浮かばなければ、What are we talking about now?で十分です。
レッスン中に会話へ戻る4ステップ
- 合図する:Sorry, I lost track.
- 一つ確認する:Who are you talking about?
- 短く言い直してもらう:Could you explain that briefly?
- 自分の理解を返す:So, this is about your coworker, right?
最後に自分の理解を返すと、講師はどこまで伝わったか確認できます。質問の意味そのものが分からない場合は、英会話講師の質問の意味が分からないときの確認方法、レッスンの指示が分からない場合は、英会話講師の指示が分からないときの対処法も参考にしてください。
講師へ頼みたい説明の調整
何度も話題を見失う場合は、その場の聞き返しだけでなく、講師へ説明方法の希望を伝えます。
- Please tell me when the topic changes.
話題が変わるときに教えてください。 - Could you use shorter sentences?
もう少し短い文で話してもらえますか。 - Could you write down the key words?
キーワードを書いてもらえますか。 - Please give me a moment to check.
確認する時間を少しください。
講師の話す速度そのものが原因なら、英会話講師の話す速度が速いときの調整方法へつなげて考えましょう。速度、文の長さ、話題の切り替えは別々に相談できます。
初心者が避けたい対応
- 分からないまま笑顔と相づちだけで進める
- すべて最初から繰り返してもらおうとする
- 聞き逃した単語を一つずつ全部調べる
- 会話を止めるのは失礼だと考える
- 一度迷っただけで「リスニング力がない」と決めつける
相づち自体は会話に必要ですが、理解を示す相づちと、分からない状態を隠す相づちは異なります。反応の使い方は、英会話で相づちがうまく打てない初心者向けの記事でも紹介しています。
初心者向けの短い会話例
Teacher: Then she decided to change jobs last spring.
講師:それで、彼女は去年の春に転職することにしたんです。
Student: Sorry, I lost track. Who are you talking about?
生徒:すみません、話の流れを見失いました。誰について話していますか。
Teacher: My sister. We were talking about her new job.
講師:私の姉です。姉の新しい仕事について話していました。
Student: I see. So, your sister changed jobs last spring, right?
生徒:なるほど。先生のお姉さんが去年の春に転職したんですね。
この会話では、分からなかった英文を全部聞き直していません。「誰の話か」を確認し、理解した内容を返すことで会話へ戻っています。
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(大山俊輔)
講師へ確認することもレッスンの一部です。話題を取り戻せた経験は、教室の外で実際の会話についていくときにも、そのまま役立ちます。
大人初心者の上達と挫折を長年見てきた教室運営者
まとめ|分からない場所を一つに絞って会話へ戻ろう
話題を見失ったら、まず Sorry, I lost track. と伝えます。そのうえで、人物・時間・話題のどれか一つを確認し、自分の理解を短く返しましょう。全部を理解し直そうとするより、今の会話に必要な一本の糸をつかむほうが、自然に戻れます。
聞き返しや確認を含め、英会話教室の活用方法を整理したい方は、英会話教室で上達するための初心者向けガイドもご覧ください。体験レッスンでは、分からないと伝えたときに講師が速度・言い換え・話題の整理をどう調整してくれるかも、相性を見る大切なポイントです。



