グループレッスンとマンツーマン英会話は、どちらか一方に決めなくてもかまいません。大人初心者が併用するなら、マンツーマンで苦手を整え、グループで初対面に近い相手との会話を試すという役割分担が分かりやすい方法です。
ただし、回数を増やすだけでは負担になりやすいため、最初から半分ずつ受ける必要はありません。まず主軸を一つ決め、月1回または数回だけもう一方を加え、目的・費用・復習時間が無理なく収まるかを確認しましょう。
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しゅみすけ(大山俊輔)
20年以上教室を運営してきて感じるのは、受講形式の多さより「今日は何を練習する回か」が分かっている人ほど学びを持ち帰りやすいことです。二つの形式には、別々の役割を持たせてみてください。
グループとマンツーマンは何が違う?
大きな違いは、講師が一人に使える時間と、会話に参加する相手の数です。どちらが上ということではなく、練習しやすい力が異なります。
| 受講形式 | 練習しやすいこと | 確認したい点 |
|---|---|---|
| マンツーマン | 自分の弱点、言い直し、発音、目的別の会話 | 講師に任せきりにせず希望を伝えられるか |
| グループ | 順番に話す、質問を返す、複数人の英語を聞く | 人数・レベル差・自分の発話時間が合うか |
マンツーマンの特徴を詳しく確認したい方は、マンツーマン英会話とは?も参考にしてください。
併用するときは「主軸」と「実践」を決める
初心者には、二つのレッスンを同じ目的で受けるより、主軸と実践の役割を決める方法がおすすめです。たとえば、週1回のマンツーマンを主軸にし、月1〜2回のグループで学んだことを試します。反対に、普段はグループで会話量を確保し、月1回だけマンツーマンで質問や苦手を整理してもよいでしょう。

マンツーマンを主軸にした方がよい人
- 英語を話すと頭が真っ白になりやすい
- 旅行、仕事、家族との会話など具体的な目的がある
- 間違いを一つずつ確認したい
- 人前で話す前に準備する時間がほしい
グループを主軸にした方がよい人
- 複数人の会話へ入る練習をしたい
- ほかの学習者の質問や答え方から学びたい
- 一対一だと緊張が続きやすい
- 費用を抑えながら受講回数を確保したい
初心者向けの併用パターン3例
1.週1回マンツーマン+月1回グループ
基礎を整えながら、少しずつ複数人との会話へ慣れたい方に向きます。グループの前にマンツーマンで自己紹介や質問を準備し、後のレッスンで言えなかった部分を振り返ります。
2.週1回グループ+月1回マンツーマン
普段は参加者との会話を楽しみ、月末に個別レッスンで課題を整理する形です。「聞き取れなかった質問」「何度も詰まった話題」をメモしておくと、マンツーマンの時間を使いやすくなります。
3.目的がある期間だけマンツーマンを追加
旅行、海外からの来客、仕事の面談など期限のある予定が入ったときだけ、個別練習を加える方法です。常に二つを契約するのではなく、必要な期間と回数を決めると費用を管理しやすくなります。
教室で確認したい6つのポイント
- 同じ教室内で二つの形式を選べるか
- 別コースの追加料金や事務手数料があるか
- 教材・学習記録を講師間で共有できるか
- グループの定員と実際の参加人数
- レベルが合わない場合に変更できるか
- 予約変更・欠席・有効期限の扱い
制度は教室ごとに異なります。「併用できますか」だけでなく、希望する曜日と頻度を伝え、月の総額と予約方法まで確認してください。受講回数を多く取りたい場合は、英会話教室の通い放題は初心者に向いている?も比較材料になります。
講師・スタッフへの相談例
英語で細かく説明する必要はありません。日本人スタッフやカウンセラーには、次のように具体的に相談できます。
普段はマンツーマンで基礎を練習しています。月に1回ほどグループへ参加して、ほかの方との会話も試したいのですが、レベルや曜日はどのクラスが合いますか。
グループで聞き取れなかった質問を、次のマンツーマンで確認したいです。講師へ内容を共有する方法はありますか。
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しゅみすけ(大山俊輔)
講師へ希望を伝えることもレッスンの一部です。「グループで話せなかった場面を練習したい」と一言伝えるだけでも、個人レッスンの焦点がはっきりします。
併用で避けたい3つのこと
受講回数だけを増やす
復習する時間がなくなるほど詰め込むと、毎回新しい内容に触れるだけになりがちです。週の予定には、短くても見直しの時間を先に入れましょう。
両方で別々の教材を進めすぎる
二つの教材を同時に進めると、何を身につけたいのか見えにくくなる場合があります。一方で学んだ表現を、もう一方で使うようにすると学習がつながります。
グループで話せなかった自分を責める
複数人の会話では、英語力だけでなく順番や話題の流れにも影響されます。発言できなかった場面は失敗ではなく、次のマンツーマンで練習する材料です。
1か月ごとに併用の効果を確認する
月末には「グループで質問を一回返せた」「マンツーマンで準備した話題を使えた」「復習が追いついた」の三点を振り返ります。成果が感じられなくても、すぐに回数を増やさず、役割が重複していないかを講師やスタッフと確認しましょう。
英会話教室全体の選び方は、大人初心者向け英会話教室の選び方で確認できます。受講形式だけでなく、講師、予約、料金、初心者サポートを合わせて比べることが大切です。
まとめ:二つの形式に別の役割を持たせよう
グループレッスンとマンツーマンを併用するなら、個別で整えて集団で試す、または集団で見つけた課題を個別で直す、という循環を作りましょう。最初は主軸のレッスンを決め、もう一方を月1回程度から試すと負担を判断しやすくなります。
体験レッスンやカウンセリングでは、二つの形式を利用できるかだけでなく、教材や学習記録の共有、月の総額、希望時間の予約状況も確認してください。自分の生活の中で続けられる組み合わせが、いちばん実用的な受講方法です。
併用前にグループ側の特徴を整理する場合は、英会話グループレッスン総合ガイドで人数・進め方・よくある悩みを確認してください。




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