2-e1785721200758.jpg)
教材は、買うことではなく使うことに価値があります。指定教材があるなら、なぜ自分に必要なのか、レッスンと自宅でどう使うのか、買い替えはいつかを確認してください。説明できない教材を何冊も先に買う必要はありません。市販教材の方が目的に合うなら、それを使える教室か聞いてもよいと思います。
「b わたしの英会話」創業者。YouTubeでも大人の英語学習について発信しています。
英会話教室の教材費は必ず必要?
教材費の仕組みは、主に次のような形があります。- 受講料とは別に、指定教材を購入する
- 教材費が受講料や入会時費用に含まれている
- プリントやデジタル教材をレッスンごとに使う
- 市販教材を受講生自身が用意する
- 目的に合わせて講師が教材を選び、必要なときだけ購入する
教室の教材と市販教材にはどんな違いがある?
どちらが優れているというより、役割が違います。違いを知ると、自分に必要な教材を判断しやすくなります。| 比較項目 | 英会話教室の教材 | 市販教材 |
|---|---|---|
| 選び方 | レベルやカリキュラムに合わせて教室が選ぶ | 自分で難易度・目的を判断して選ぶ |
| レッスンとの連動 | 講師との会話練習に使いやすい | 教材によってはレッスン内容と合わない |
| 復習 | 授業で扱った箇所をそのまま復習できる | 自分で学習範囲と進め方を決める |
| 価格 | 教室独自教材は市販品より高い場合がある | 比較的手頃で選択肢が多い |
| 自由度 | 指定教材の場合は低め | 好きな教材を自由に選べる |
海外の英語教材は初心者には難しいこともある
英会話教室では、海外出版社が作った英語教材を使うことがあります。自然な表現や海外の文化に触れられ、英語だけで考える練習になることは大きなメリットです。写真や音声が豊富な教材も多く、中級者以上にはよい刺激になります。 ただし、海外教材は英語学習を続けてきた人や、英語だけの説明でも進められる人を想定している場合があります。大人の初心者にとっては、指示文まで英語、知らない単語が多い、会話のスピードが速い、文法の説明が少ないなど、内容以前のところで負担を感じることがあります。 これは学ぶ人の能力の問題ではありません。教材が想定している出発点と、現在地が合っていないだけです。 教材を開くたびに「知らないことばかり」と感じると、レッスン中も正解探しになり、話す余裕がなくなります。初心者向けなら、知っている基本単語と文法を使いながら、少しずつ言えることを増やせる教材のほうが、成功体験を積みやすいでしょう。初心者向け教材は「簡単そう」だけでは選ばない
文字が大きく、イラストが多ければ初心者向けとは限りません。大人の英会話教材では、次の点を確認しましょう。1.今の自分が6〜8割ほど理解できる
すべて初めての教材より、見覚えのある単語や文法が多く、少しだけ新しい内容が含まれるものが取り組みやすいです。「読めばなんとなくわかる」英語を、声に出して使える状態へ変えていきます。2.文法と単語を会話の中で一緒に練習できる
文法書を読んでから単語帳を終え、その後で会話を始める必要はありません。短い文の型と、自分が使いたい単語を組み合わせて話すほうが実践的です。詳しくは、英会話初心者は単語と文法のどちらから始めるかで解説しています。3.説明を読んで終わらず、口から出す練習がある
穴埋め問題で正解できても、会話で使えるとは限りません。音声を聞く、まねして読む、主語や単語を入れ替える、自分の話として言う、講師との会話で使う、という流れがある教材を選びましょう。4.レッスン後に一人でも復習できる
解説、音声、答え、復習の目安などがあると、自宅で迷いにくくなります。教材に書き込めるか、講師のメモを残せるか、オンラインでも確認できるかも大切です。
教材費で入会前に確認したい7つのポイント
1.教材費はいくらで、受講料に含まれているか
「教材費込み」と書かれていても、最初の1冊だけの場合があります。教材そのものの費用に加えて、デジタル教材や学習システムの利用料があるかも確認しましょう。2.契約期間中に何冊購入するか
レベルが上がるたびに買い替えるのか、1冊を長く使うのかで総額は変わります。「最初に必要な金額」ではなく、半年や1年間で見込まれる教材費を聞くと比較しやすくなります。3.教材を使い切れなかった場合はどうなるか
途中でコースや目的を変更すると、新しい教材が必要になることがあります。未使用教材の返品、別コースでの継続利用、退会時の扱いなども確認しておくと安心です。4.自分のレベルに本当に合っているか
見本を開き、本文だけでなく、問題の指示や解説も見てみましょう。初心者なら、難しい部分を講師がどう補ってくれるかも聞きます。体験レッスンで教材を実際に使わせてもらえると判断しやすくなります。5.音声やデジタル教材を自宅で使えるか
音声はいつでも再生できるか、スマートフォンで利用できるか、退会後も使えるかを確認します。アプリや会員ページの場合は、利用期限も聞いておきましょう。6.市販教材の持ち込みや併用はできるか
仕事で使う資料、旅行前に買った本、以前から使っている文法書などを活用したい方もいるでしょう。指定教材だけで進めるのか、目的に応じて持ち込みや併用ができるのかを確認します。7.教材を使って「何ができるようになるか」
目次の項目を終えることが目的ではありません。「ホテルで希望を伝えられる」「週末の出来事を話せる」など、教材を終えたときにできることを教室へ聞いてみましょう。説明が具体的なら、自分の目的との相性を判断しやすくなります。教材費が高くても価値があるケース、安くても注意したいケース
教室独自の教材には、制作や更新、音声、講師用の指導設計などが含まれ、市販教材より価格が高くなる場合があります。それでも、自分のレベルに合い、レッスンから復習まで繰り返し使えるなら、教材を何冊も買い直すより効率的なことがあります。 反対に、教材費が無料でも、毎回ばらばらのプリントを受け取り、何を復習すればよいかわからない状態では、学びが積み上がりにくいかもしれません。 見るべきなのは価格だけでなく、次のレッスンへ内容がつながっているか、講師が教材を使いこなしているか、自分で振り返れる形になっているかです。 独学用教材を増やしすぎてしまう方は、大人初心者が挫折しない教材の選び方もあわせてご覧ください。b わたしの英会話のオリジナル教材「Photo Journal」
b わたしの英会話では、学校英語から長く離れていた大人の初心者女性を想定し、オリジナル教材「Photo Journal」シリーズを開発しています。 英語圏で作られた教材をそのまま使うと、初心者には単語や説明が難しく、内容を理解するだけでレッスンが終わってしまうことがあります。Photo Journalは、基本的な文法と身近な単語を使いながら、日常・旅行・仕事などの会話へ段階的につなげる設計です。 シリーズは基礎から少しずつ進み、知識を増やすだけでなく、習った文の型を声に出し、自分のこととして話せるようになることを大切にしています。会話の物語をたどりながら学ぶため、単独の例文を暗記するだけでなく、場面の中で表現を理解できます。 また、教材とレッスン、音声による復習をつなげることで、「教室ではわかったけれど、家では何をすればよいかわからない」という迷いを減らします。マンツーマンレッスンでは、同じ教材を使っても、講師が受講生の目的やペースに合わせて練習内容を調整します。 もちろん、すべての方に同じ教材が最適とは限りません。旅行、仕事、資格など目的により、別の教材や実際の資料を組み合わせることもあります。体験レッスンでは、現在の英語力と目標に対して、どの教材から、どのように進めるのかをご確認ください。 bの初心者向けレッスンについては、英語が全く話せない初心者でも大丈夫な教室の選び方や、b わたしの英会話の特徴でもご案内しています。まとめ|教材費より「使えるようになる設計」を確認しよう
英会話教室の教材費は、教室やプランによって必要な場合と、受講料に含まれる場合があります。入会前には次の点を確認しましょう。- 教材費の総額と購入する冊数
- レベルや目的に合う難易度か
- レッスンと自宅学習が連動しているか
- 音声やデジタル教材を利用できるか
- 市販教材の持ち込み・併用ができるか
- 教材を終えたときに何ができるようになるか
教材費とあわせて入会金・受講料・各種手数料まで含む支払総額を確認したい方は、英会話教室の初期費用と総額の比べ方もご覧ください。
料金・効果・レッスン形式・体験・契約まで全体を整理したい方は、英会話教室とは?初心者が知りたい料金・効果・選び方・通い方を総合解説をご覧ください。
条件だけで決めず、実際の通いやすさも確かめたい方へ
料金や制度は大切ですが、初心者の方が安心して話せるか、予約や振替を無理なく使えるかは、実際の説明や体験で見えてくる部分もあります。b わたしの英会話では、入会前にレッスンの雰囲気と通い方を確認できます。





[…] 教材そのものだけでなく費用や買い替えも気になる方は、英会話教室の教材費と市販教材の違いも参考にしてください。 […]
[…] 反対に、教材が途中でも内容が簡単すぎる、目的と合わなくなった、すでに会話で使えているなら、講師と相談して別教材や発展課題へ移ってもかまいません。教材費や教材選びの基本は、英会話教室の教材費は必要?でも確認できます。 […]