英会話教室に通い始めたものの、「先生の英語が聞き取れない」「答えを考えている間に話が進む」「周りならもっとできるのでは」と不安になることがあります。
けれど、レッスンについていけないと感じるのは、英語の才能がないからではありません。初心者が会話のスピードや外国人講師の話し方に慣れるまでには時間が必要です。大切なのは、わからないまま我慢せず、レッスンを自分に合う速さへ調整することです。
初心者が「ついていけない」と感じる主な理由
聞き取る・意味を考える・答えるを同時にしている
会話では複数の処理が一度に起きます。学校英語で文章を読むことに慣れていても、音を聞きながら返事を作るのは別の練習です。
正しい英文を完成させてから話そうとしている
頭の中で日本語を作り、文法を確認してから英訳すると時間がかかります。短い一言から始める方法は、英会話で言葉が出てこないときの7つの練習でも紹介しています。
レッスンの難易度を伝えられていない
講師は表情を見て調整しますが、困っている理由まではわからないことがあります。「速い」「単語が難しい」「考える時間がほしい」を伝えるだけで、レッスンは変えられます。
レッスンについていけないときの7つの対処法
1.聞き取れなかったことをすぐ伝える
“Could you say that again?”(もう一度言ってもらえますか?)の一文だけで十分です。聞き返すことも実際の英会話に必要な力です。
2.ゆっくり話してもらう
“Could you speak more slowly?” と伝えましょう。何度も聞くより、速度を落としてもらうほうが理解しやすい場合があります。
3.わからない単語をその場で確認する
“What does ○○ mean?” と聞き、簡単な英語や例文で説明してもらいます。全部を推測して進む必要はありません。

4.答えは短い一文から始める
長い説明を一度に作らず、“Yes, I do.” “Last weekend.” など、まず短く答えます。講師の質問を受けながら少しずつ足せば会話になります。
5.考える時間がほしいと伝える
“Let me think.” は立派な会話表現です。沈黙を失敗だと思わず、自分の順番を保つために使いましょう。
6.レッスン後に一つだけ質問する
すべてを解決しようとせず、最も困った点を一つ講師やスタッフへ相談します。次回の難易度やテーマを調整しやすくなります。
7.合わない状態が続くなら形式や講師を見直す
マンツーマンなら、発話の量やスピードを自分に合わせやすくなります。違いはマンツーマンとグループレッスンの選び方をご覧ください。
ひとみさんから初心者の方へ
「わからない」と伝えるのは、レッスンを止めることではなく、会話を続けるための行動です。最初から全部わかる必要はありません。先生と一緒に、自分が話せる速さを見つけていけば大丈夫です。
ついていける教室かは体験レッスンで確認できる
体験では、講師が言葉を待ってくれるか、聞き返しやすいか、スタッフへ相談できるかを見ましょう。詳しくは体験レッスンの準備と確認ポイントをご覧ください。
英語が全く話せない不安がある方には、英会話教室は全くの初心者でも大丈夫?も参考になります。
困ったときに止められるレッスンは、続けやすい
英会話の上達は、わからないことを隠して速く進むことではありません。聞き返す、待ってもらう、短く答える。その一つひとつが実際の会話力になります。まず次のレッスンで、使いやすい一文を一つ試してみましょう。



