英会話教室のカウンセリングでは、現在の英語力だけでなく、英会話を始めたい理由、困っている場面、通える曜日や時間、希望するレッスン形式などを確認します。教室側から一方的に説明を受けるだけの時間ではありません。自分に合う学び方かどうかを確かめるために、受講者側からも質問してよい場です。
「立派な目標を答えなければ」「英語ができないと恥ずかしい」と身構える必要はありません。「旅行先で少し話したい」「仕事で急に英語が必要になった」「昔から苦手だった英語をやり直したい」といった今の気持ちから話せば十分です。
しゅみすけ
(大山俊輔)
20年以上教室を運営してきましたが、最初から明確な目標を持っている方ばかりではありません。「何を目標にすればよいか分からない」こと自体が、大切な相談内容です。うまく答えようとせず、今困っていることをそのまま伝えてください。
「b わたしの英会話」創業者。YouTubeでも大人の英語学習について発信しています。
英会話教室のカウンセリングでは何をする?
内容や順番は教室によって異なりますが、一般的には次のような項目を確認します。
- 英会話を始めたい理由や使いたい場面
- これまでの英語学習経験と現在の悩み
- 希望するレッスン内容や講師
- 通える曜日・時間帯・受講頻度
- レベルチェックや体験レッスンの結果
- コース、教材、料金、予約方法の説明
- 休会・振替・解約などの受講ルール
初回カウンセリングは、体験レッスンの前後に行われることもあれば、入会後に学習計画を作るために行われることもあります。予約時に「体験とカウンセリングを含めて何分くらいかかりますか」と聞いておくと、当日の予定を立てやすくなります。
カウンセリングで聞かれやすいこと
英会話を学ぶ目的
旅行、仕事、趣味、海外の友人との会話、資格取得など、英語を使いたい場面を聞かれます。まだ具体的でない場合は、「話せるようになりたいけれど、目標は一緒に考えたい」と伝えて構いません。
これまでの学習経験と苦手なこと
学校卒業後に英語から離れていた期間、独学やオンライン英会話の経験、聞き取りや文法への苦手意識などを確認します。途中で続かなかった経験も、責められる材料ではありません。無理のある学習量や合わなかった方法を避けるための情報になります。
通える頻度と生活リズム
週に何回通いたいかだけでなく、仕事が忙しい時期、予約しやすい曜日、振替が必要になりそうかも伝えましょう。理想の頻度より、実際に続けられる頻度を相談することが大切です。
講師やレッスンへの希望
外国人講師を前にすると緊張する、説明は日本語でも聞きたい、間違いをこまめに直してほしい、会話時間を多くしたいなど、希望を伝えられます。すべてが叶うとは限りませんが、教室側の対応範囲を確かめる材料になります。
受講者側から確認したい7つの質問
| 確認すること | 質問例 |
|---|---|
| レッスン内容 | 初心者の場合、最初はどのような内容から始めますか? |
| 講師 | 講師は固定ですか。変更や希望は出せますか? |
| 予約 | 予約・変更・キャンセルの期限はいつですか? |
| 振替 | 欠席した場合、別の日へ振り替えられますか? |
| 教材 | 教材費は別途必要ですか。途中で変更できますか? |
| 費用 | 入会から受講終了までに必要な総額はいくらですか? |
| 継続手続き | 休会・退会・更新の条件はどこで確認できますか? |
料金は月額や1回単価だけでなく、入会金、教材費、管理費などを含む総額で確認します。キャンペーンがある場合も、適用条件や期限をその場でメモしておくと比較しやすくなります。
カウンセリング前に3つだけメモしておく

準備は長い文章でなく、次の3点を箇条書きにするだけで十分です。
- 英語を使いたい場面:海外旅行で買い物や食事を楽しみたい
- 今困っていること:質問されると単語が出ず、黙ってしまう
- 現実的に通える予定:平日の仕事帰りに月3〜4回
予算や受講期間に上限がある場合も、最初に伝えたほうが話が早くなります。「予算内で選べるコースだけ説明してほしい」と頼んでも失礼ではありません。
カウンセリングで無理に決めなくてもよい
説明を受けた日に必ず入会を決める必要はありません。料金表や規約を持ち帰り、ほかの教室と比べたり、実際の生活に予約を組み込めるか考えたりしてから判断できます。
その場で決めない場合は、次のように伝えれば十分です。
- 「一度持ち帰って検討します」
- 「料金と通い方を整理してから決めたいです」
- 「ほかの教室も体験して比較したいです」
質問への回答が曖昧なまま契約を急かされる、総額や受講ルールを書面で確認できない、といった場合は落ち着いて持ち帰りましょう。逆に、できることとできないことを具体的に説明してくれる教室は、入会後のすれ違いも減らしやすいと考えられます。
カウンセリングは「教室から見られる場」ではなく相互確認の場
英会話教室のカウンセリングは、英語力を評価される面接ではありません。教室が受講者の目的や生活を知ると同時に、受講者が教室のレッスン、講師、予約、費用、受講ルールを確認する時間です。
うまく話そうとするより、「何に困っているか」「どのように通いたいか」「何が不安か」を率直に伝えましょう。希望を伝えたときの対応そのものも、その教室が自分に合うかを判断する材料になります。
自分に合う教室か、実際に確かめてみたい方へ
「b わたしの英会話」では、大人初心者の女性が不安や目的を日本語で相談したうえで、マンツーマンの体験レッスンを受けられます。入会を前提にせず、教室の雰囲気やレッスンの進み方を確認してください。




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