英会話レッスンで What’s new? や How was your weekend? と聞かれたとき、「特に何もありません」としか答えられないことはありませんか。
日本語なら話せるのに英語が出てこない場合もあれば、そもそも「話すほどの出来事がない」と感じる場合もあります。しかし、最近の出来事に大きなニュースは必要ありません。いつもの買い物、仕事で忙しかったこと、食べたもの、散歩、天気の変化も、十分な会話の材料です。
この記事では、大人の英会話初心者がレッスン前の5〜10分で話題を見つけ、短い英語にする準備方法を紹介します。
結論:最近の出来事は「小さな日常を3文」でよい
まず用意したいのは、次の3つだけです。
- いつ、何をしたか
- 一つだけ具体的な情報
- どう感じたか
I went to a new café on Sunday.
日曜日に新しいカフェへ行きました。フルーツパンケーキを食べました。おいしかったですが、店内はとても混んでいました。
I had a fruit pancake.
It was delicious, but the café was very crowded.
この程度でも、相手は Where was the café? や Do you often eat pancakes? と質問できます。長く話すことより、相手が次の質問をしやすい材料を一つ置くことが会話の入口になります。
なぜ「最近、何もしていない」と感じるのか
面白い話をしなければと思っている
旅行やイベントのような特別な出来事を探すと、多くの週は「何もない」ことになります。英会話レッスンの目的は、講師を楽しませることではなく、日常を英語で表す練習をすることです。
日本語の長い話をそのまま訳そうとしている
背景や理由を最初からすべて説明しようとすると、文法や単語が追いつきません。まず一文だけ言い、質問されたら情報を足す形にすると負担が減ります。
質問されてから記憶を探している
レッスン中に、この一週間を思い出しながら英語も作るのは大変です。話す内容を先に一つ選ぶだけでも、頭の負荷を大きく減らせます。
レッスン前に話題を見つける5つの場所
- スマートフォンの写真:食事、風景、家族、買ったもの
- カレンダー:通院、美容院、仕事の予定、友人との約束
- 買い物履歴:最近買った本、服、食品、日用品
- メッセージ:家族や友人と話したこと、決めた予定
- 体調や天気:暑くて眠れなかった、雨で予定を変えた、よく歩いた
「何を話そう」と考えるより、写真や予定を眺める方が早く見つかります。候補が複数あっても、一番英語にしやすいものを一つ選べば十分です。
最近の出来事を英語にする3ステップ
ステップ1:いつ、何をしたかを一文にする
- I went shopping after work.(仕事のあと買い物に行きました)
- I had lunch with my friend on Saturday.(土曜日に友人と昼食を食べました)
- I was very busy at work this week.(今週は仕事がとても忙しかったです)
- I stayed home last weekend.(先週末は家で過ごしました)
まずは主語・動詞・時間だけで構いません。場所や理由は次の文へ分けます。
ステップ2:具体的な情報を一つ足す
- I bought a light jacket for autumn.(秋用の薄いジャケットを買いました)
- We tried a small Italian restaurant.(小さなイタリア料理店に行ってみました)
- I had three online meetings in one day.(一日にオンライン会議が3件ありました)
- I watched an old movie at home.(家で古い映画を観ました)
色、数、場所、人などから一つだけ足すと、話が具体的になります。
ステップ3:感想を一文つける
- It was fun.(楽しかったです)
- I was tired, but I felt good.(疲れましたが、気分はよかったです)
- It was better than I expected.(思っていたよりよかったです)
- I want to go there again.(また行きたいです)
- I was a little disappointed.(少し残念でした)
感想は会話を広げやすい部分です。good だけでなく、relaxing、interesting、crowded、difficultなど、自分が使えそうな言葉を一つずつ増やしましょう。
何もなかった週に使える話題と例文
家で過ごした
I stayed home last weekend. I cleaned my room and watched a movie. It was a quiet and relaxing weekend.
先週末は家にいました。部屋を掃除して映画を観ました。静かでのんびりした週末でした。
スーパーで買い物をした
I went to the supermarket yesterday. Strawberries were on sale, so I bought two packs. I’m going to make a dessert tonight.
昨日スーパーへ行きました。いちごが安かったので2パック買いました。今夜デザートを作る予定です。
仕事が忙しかった
I was busy at work this week. We started a new project. I’m tired, but I’m learning many new things.
今週は仕事が忙しかったです。新しいプロジェクトが始まりました。疲れていますが、多くのことを学んでいます。
仕事内容そのものを説明する練習をしたい方は、外国人講師に自分の仕事を英語で説明する方法も参考になります。
天気で予定が変わった
It rained all day on Sunday. I canceled my walk and read a book at home. The book was more interesting than I expected.
日曜日は一日中雨でした。散歩をやめて、家で本を読みました。その本は思ったより面白かったです。
少し体調が悪かった
I didn’t feel well on Monday. I went to bed early and slept for nine hours. I feel much better now.
月曜日は体調がよくありませんでした。早く寝て9時間眠りました。今はずっとよくなりました。
最初の一言に使える表現
- Nothing special happened, but…(特別なことはありませんでしたが……)
- I have a small story about…(~についてちょっとした話があります)
- Let me think.(ちょっと考えさせてください)
- I’m not sure how to say this in English, but…(英語でどう言えばよいか分かりませんが……)
Nothing special. で終わらず、but のあとに小さな出来事を一つ足すのがポイントです。たとえば Nothing special happened, but I tried a new recipe. と続けられます。
会話を続けるために「質問されそうなこと」も一つ準備する
3文を作ったら、講師が何を聞きそうか想像してみましょう。
- Who did you go with?(誰と行きましたか)
- Where is the restaurant?(そのレストランはどこですか)
- What did you buy?(何を買いましたか)
- Why was it difficult?(なぜ難しかったのですか)
- Would you do it again?(またやってみたいですか)
すべての答えを用意する必要はありません。質問を一つ予想し、答えを一文だけ作ると、やり取りが続きやすくなります。会話がすぐ終わってしまう方は、マンツーマン英会話で会話が続かないときの対処法もご覧ください。
原稿は丸暗記せず「キーワード3つ」で持っていく
完成した英文を一字一句覚えようとすると、一語忘れただけで止まりやすくなります。ノートには「Sunday / café / crowded」のように、時間・出来事・感想のキーワードだけを書いてみましょう。
話している途中で言葉が出なくても、別の簡単な言葉に変えれば大丈夫です。詰まったときの立て直し方は、英会話レッスンで言葉が出てこないときの対処法で詳しく紹介しています。
写真を見せながら話すと初心者でも説明しやすい
写真があると、話題を思い出しやすく、伝わらない部分を視覚で補えます。「これは何ですか」「どこですか」と質問も生まれるため、フリートークの負担が軽くなります。
初心者の女性を対象としたマンツーマン英会話スクール「b わたしの英会話」では、身近な写真をきっかけに話すPhoto Journalの考え方をレッスンに活かせます。さらに、b-systemで前回の内容や宿題を確認し、次のレッスンで話したいことを準備しておくと、自分の日常に合った表現を少しずつ増やせます。
よくある質問
毎回、最近の出来事を用意する必要がありますか?
必須ではありません。ただし、週に一つ用意すると、過去形や感想を表す言葉を実際の会話で繰り返し使えます。慣れるまでは同じ話題を別の講師に話しても構いません。
本当に何もしていない場合はどうすればよいですか?
「何もしなかったこと」も話題になります。I stayed home and relaxed. I needed some rest. のように、過ごし方と理由や感想を一文ずつ話してみましょう。
過去形を間違えそうで不安です
レッスンでは間違えても問題ありません。まず went、had、bought、watched、stayed など、自分がよく使う過去形を数個に絞ると話しやすくなります。正確さを確認することもレッスンの一部です。
長く話せないと練習になりませんか?
3文でも十分に練習になります。最初から長く話すより、短く伝えて質問に答える方が実際の会話に近い形です。慣れたら理由、比較、今後の予定を一文ずつ足しましょう。
まとめ:話題を探すより、小さな出来事を3文にする
最近の出来事を話せないときは、面白いエピソードを思いつこうとしなくて大丈夫です。スマートフォンの写真やカレンダーを見て、食事・買い物・仕事・家で過ごした時間などから一つ選びましょう。
「いつ、何をした」「具体的な情報を一つ」「感想」の3文を準備し、質問されそうなことを一つだけ考える。これだけで、レッスン冒頭のフリートークはぐっと始めやすくなります。小さな日常を英語にする習慣が、自分のことを自分の言葉で話す力につながります。
スマートフォンの写真から話題を選んでも、英語にする段階で止まる方は、写真描写を話す力につなげる練習方法も参考になります。写真から主語と動き・状態を選び、短い文を作る手順を紹介しています。
最近の出来事以外にもレッスン用のテーマを選びたい方は、英会話初心者向けフリートークの話題一覧をご活用ください。話題、追加情報、相手への質問を一組で準備できます。
レッスンで実際に試してみたい方へ
b わたしの英会話は、英語が初めて・久しぶりという大人女性のためのマンツーマン英会話教室です。記事で紹介した内容も、ご自身の目的やレベルに合わせてレッスンで練習できます。


