学生以来英語を使っていない大人へ|忘れていても話せるようになる?

学生時代の英語ノートを開き、学び直しを始める大人の女性

「英語を勉強したのは学生時代が最後」「昔はもう少し読めたはずなのに、今は簡単な言葉も出てこない」。英語を学び直したいと思っても、長いブランクがあると、今さら始めて本当に話せるようになるのか不安になりますよね。

仕事や家事、子育てに追われるうちに、10年、20年と英語から離れていた方も珍しくありません。いざ英会話を始めようとすると、先生の前で何も言えなかったら恥ずかしい、学生時代の文法から全部やり直さなければならないのでは、と心配になることもあるでしょう。

でも、安心してください。学生以来英語を使っていなくても、話せるようになることは十分に可能です。大切なのは、失った知識をゼロから積み上げることではなく、眠っている知識を少しずつ「使える状態」に戻すことです。

この記事では、長いブランクがあると英語を全部忘れたように感じる理由と、大人が無理なく会話を取り戻す方法をご紹介します。

学生以来でも大丈夫。英語の知識はゼロになっていません

英語を長く使っていないと、自己紹介さえすぐに出てこず、「私は何も覚えていない」と感じるかもしれません。しかし、実際にはすべてを失ったとは限りません。

たとえば、I like music.Where are you from? を見れば、意味を何となく思い出せる方は多いでしょう。曜日や数字、身近な名詞も、目にすれば分かるものがあるはずです。それは、学生時代に身につけた知識が残っているサインです。

ただし、「見れば分かる」と「会話中に自分で取り出せる」は別の力です。長い間使っていなかった言葉は、必要な瞬間に見つけるまで時間がかかります。最初に言葉が出てこなくても、英語力がないのではなく、取り出す練習が足りていないだけなのです。

大人の英語学び直しは中学英語からで大丈夫?でも解説しているように、日常英会話の土台は中学英語で十分つくれます。最初から難しい構文や受験単語に戻る必要はありません。

「全部忘れた」と感じる3つの理由

1.英語を思い出す時間が足りない

日本語で話しているとき、言いたいことを毎回文法から組み立てることはありません。一方、久しぶりの英語では、単語を探し、語順を考え、間違いがないか確かめようとします。その間にも会話は進むため、頭が真っ白になりやすいのです。

これは年齢のせいというより、まだ英語を取り出す動作に慣れていないため。短い表現を繰り返し口にすると、少しずつ考える時間が短くなります。

2.学生時代の「正解を出す英語」が残っている

学校では、空欄に正しい答えを書くことや、文法的に正確な英文をつくることが重視されていました。そのため、大人になってからも「間違えたら話してはいけない」と感じがちです。

会話の目的は、満点の英文をつくることではなく、相手と意味をやり取りすること。単語だけになったり、言い直したりしても構いません。伝わった経験を増やすほど、英語は口から出やすくなります。

3.昔できた自分と比べてしまう

学生時代にテストで点を取れていた方ほど、今の自分にがっかりすることがあります。しかし、試験で求められる力と、その場で気持ちを伝える力は同じではありません。過去の点数を基準にせず、「今日は一文、自分から言えた」のような小さな変化を見ましょう。

長いブランクがある大人が、最初にしなくてよいこと

不安が強いほど、分厚い文法書を最初から読み直したり、単語帳を何千語も覚えたりしたくなります。けれども、準備を終えてから話そうとすると、いつまでも会話を始められません。

  • 中学・高校の教科書を最初からすべて復習する
  • 難しい単語を大量に暗記する
  • 発音を完璧にしてから人前で話す
  • 間違えなくなるまで英会話を先延ばしにする

これらは、再開時の必須条件ではありません。必要なのは、自分が話したい場面に使う簡単な英語から始めることです。独学か教室か迷っている方は、英語を基礎からやり直すなら独学と英会話教室はどっちがいい?も参考にしてください。

忘れていた英語を「話せる英語」に戻す5つのステップ

ステップ1.英語を使いたい場面を一つ決める

「英語が話せるようになりたい」だけでは、何を覚えるべきか広がりすぎます。海外旅行で注文したい、外国人のお客様に簡単な案内をしたい、趣味について話したいなど、まずは一つに絞りましょう。

ステップ2.知っている基本文を5つ声に出す

I like …I want to …I usually …Can I …?Could you …? など、見覚えのある型で十分です。空欄に自分の言葉を入れると、学生時代の文法が実際の会話とつながります。

ステップ3.自分に必要な単語を20〜30語選ぶ

単語帳の最初からではなく、自分の仕事、家族、好きな食べ物、休日の過ごし方に関する言葉を選びます。よく使う言葉は会話に登場する回数が多く、定着しやすくなります。単語と文法の順番に迷う場合は、英会話初心者は単語と文法のどちらから始める?をご覧ください。

ステップ4.1日3文だけ口に出す

長時間の勉強より、「今日したこと」を簡単な3文にする習慣がおすすめです。I worked at home today.I had pasta for lunch.I’m a little tired.のような短文で構いません。毎日、自分のことを英語にすると、使う表現が少しずつ育ちます。

ステップ5.人との会話で使ってみる

覚えた表現は、実際に相手へ伝えると記憶に残りやすくなります。会話では言葉に詰まることもありますが、「ここで出てこなかった」と分かること自体が次の学習材料です。

女性講師とのマンツーマンレッスンで英語を話す大人の女性
知っている表現を実際の会話で使うと、眠っていた英語が少しずつ取り出しやすくなります。

再開して最初の1ヶ月は、こんな変化を目安に

英語を再開しても、数週間で何でも流暢に話せるわけではありません。けれども、最初の1ヶ月でも小さな変化は感じられます。

  • 英語を聞いたときの緊張が少しやわらぐ
  • 自己紹介の一部を止まらずに言える
  • よく使う単語が以前より早く出てくる
  • 聞き返しや言い直しができる
  • 次に覚えたい表現が具体的になる

上達を「流暢に話せたか」だけで測ると、成長に気づきにくくなります。言葉が一つ出た、相手の質問が一つ聞き取れた、レッスンへ行けた。それも立派な前進です。期間の目安を知りたい方は、英会話は何ヶ月で話せるようになる?もあわせてご覧ください。

学生以来の英会話でよくある不安

年齢が高いと、もう遅いですか?

遅すぎることはありません。大人には、自分に必要な場面を選べること、経験と結びつけて言葉を覚えられること、学ぶ目的を持てることという強みがあります。若い頃と同じ覚え方にこだわらず、短くても続けられる方法を選ぶことが大切です。

発音を忘れていても大丈夫ですか?

最初からネイティブのような発音を目指す必要はありません。まずは、相手に伝わる速さと声量で話し、聞き返されたら言い直せれば十分です。レッスンでは、通じにくかった音から少しずつ直していけます。

先生に「こんなことも知らないの?」と思われませんか?

初心者に慣れた講師は、言葉が出ない時間や、同じ表現を何度も確認したくなる気持ちを理解しています。不安なら、体験レッスンで「学生以来なので、ゆっくり進めたい」と最初に伝えましょう。初心者向けの英会話教室の体験レッスンガイドも用意しています。

また忘れてしまいそうで心配です

忘れることを完全になくすより、忘れても戻れる仕組みをつくりましょう。同じ基本表現を違う話題で使う、レッスン後に一文だけ復習する、翌週もう一度使う。こうした小さな反復が、使える英語を増やします。

独学と英会話を組み合わせると、思い出しやすい

学生以来の学び直しでは、独学と英会話のどちらか一方に決めなくても構いません。自宅では基本文や自分に必要な単語を確認し、レッスンでは実際に話してみる。この組み合わせなら、限られた時間を使いやすくなります。

独学には、自分のペースで繰り返せる良さがあります。一方で英会話には、伝わったかをその場で確かめられ、言葉に詰まったときに助けてもらえる良さがあります。長いブランクがあり、人前で間違えるのが怖い方ほど、少人数またはマンツーマンの環境が安心です。

b わたしの英会話なら、ブランクもそのままお話しください

b わたしの英会話は、英語を学び直したい大人の女性を対象としたマンツーマン英会話スクールです。「中学英語もあやふや」「学生以来、声に出していない」という状態から始める方もいらっしゃいます。

レッスンでは、現在のレベルだけでなく、英語を使いたい場面や不安も伺いながら進めます。分からないことをそのままにせず、自分のペースで質問できるのがマンツーマンの良さです。レッスン・パートナー(講師)料金・プランもご確認いただけます。

「話せるようになってから教室へ行く」のではなく、話す練習を始めるために教室があります。体験レッスンでは、覚えていること・忘れていることを一緒に確かめるところから始められます。

まとめ|忘れていても、知っている英語から戻していけます

学生以来英語を使っていなくても、すべてがゼロになったわけではありません。見れば分かる言葉や、聞けば思い出せる表現は、これから話すための土台です。

まずは使いたい場面を一つ決め、知っている基本文を声に出し、自分に必要な単語を少しだけ加えてみましょう。完璧になるまで待たず、人との会話で使うことが、眠っていた知識を「話せる英語」へ戻す近道です。

長いブランクは、恥ずかしいことではありません。今日の一文から、もう一度始めて大丈夫です。

最大66,000円オフのクーポンがセット
資料請求する(10秒)
最大66,000円オフのクーポンがセット
資料請求する(10秒)